熊本の「アフリカの子どもの日」

7月7日と8日、豪雨の中、高速道路が通れない中、相田運営委員に熊本まで行ってもらいました。。

「アフリカの子どもの日」を是非体験して、感動をほかの皆様に伝えてほしいという気持で強く勧めました。あいにくの豪雨と重なり、危険な中、参加していただきました。

その時の様子を写真でご紹介します。会場の雰囲気を感じてください。

駐日マリ共和国のアヤ・ジャロ大使の講演です。

「子どもたちを保護することは全て大人の責任であり、政府だけに任せるのではなく、私たち一人ひとりが力を合わせ、取り組まなければならない。いのちを守られた子どもや保護された子どもは一人ひとりが、社会全体の持続可能な未来を形作る・・・」と指摘されました。

昨年宮崎学園で講演をして頂いた。ルワンダ出身のマリールイズさんです。分科会のタイトルは「SDGsへの近道は~子供が安心してお昼ご飯を食べること~」

内戦から24年が経ったルワンダでは国会議員の64%が女性。アフリカ51か国の駐日大使のうち6人が女性。アフリカ全土に子どもが安心して眠れる場所をつくっていきたい」と述べました。

パネルディスカッションでは多くの高校生が参加し、活発な意見交換がなされました。

交流会の様子です。

2日目は国連・子供の権利委員会委員で弁護士の大谷美紀子氏の「子どもの権利とアフリカ・日本の子どもたち」と題した基調講演がありました。

2030年に向けての持続可能な開発目標は、全ての子どもに光を当て、自分のこととして地球規模で考えることが大事です。子どもの権利は、知識として学ぶのではなく、苦しみや痛みを共有し、一人ひとりが自らの人権を学び、周囲の人に伝えていくことが、人権が守られている社会への実現につながることだ、と強調しました。

熊本のエネルギーに感激して宮崎で「アフリカパネル展」を始めましたが、宮崎でも細々と、目を世界に、そして未来に、そして子供の権利に、自らの権利に向け、考え、周囲の人に伝えていきたいですね。

本当に素晴らしい会です。相田さんにはお疲れ様でした。