出前授業 生目台東小学校 2017.3.8(水)

3月8日(水曜日)、生目台東小学校にユニセフ出前授業に行ってきました。

今回は【新老人の会】が「命の授業」をする予定であった時間を、新老人の会のご都合でユニセフの出前授業にいただきました。

そこで、新老人の会の宮崎県事務局長で、当宮崎県ユニセフ協会の会長でもある上原会長が、初めに挨拶をしました。

皆さん!こんにちは!この世の中で一番大切なものは「いのち」です。

1時限目

UNICEFって、何の略でしょう?

UNは国際連合 Cは子どもたち、Fは基金で、「国連児童基金」という意味です。

今日は2時間続きで時間をいただいているので、ゆっくり授業ができます。

「新老人の会」のメンバーの方々も後ろで聞いてくださいました。

いつもは持ち歩かない「赤ちゃん体重計」も今日はゆっくり紹介することができました。

赤ちゃんは体重が増えているかどうかで栄養の状態が分かるので、体重測定はとても大切なことです。

              

プランピーナッツや経口補水液の粉の入った袋を、みんなで触って、何なのかを考えたりしました。

スクールバッグは何人かの生徒が実際に背負ってみました。

いつものようにユニセフ手帳を作りました。2時間目はDVDをみますよ!

10分の休憩時間に何人もの子どもたちが質問しにきてくれました。

             

質問「5歳まで生きられない子どもの数は、今、増えていっているのですか?」

答え「いいえ、ユニセフとほかの団体との活動によって1990年には1260万人いた子どもの数が、今、570万人にまで減ってきているのですよ。」

でもまだ570万人もの子どもたちが、5歳まで生きられないんだね。自分の知らなかった世界の様子を知り、更に真剣な顔で、いろいろ考えているようでした。

ノートにはきれいな字で今聞いたことが、しっかりと整理されて書かれていて、子どもたちの真面目な取り組みに私たちも感動しました。

2時限目

DVD「ユニセフと地球のともだち」を視聴しました。

             

前回から 「DVDの中に、紹介されたユニセフ支援物資が出てきたらてをあげよう!」と声を掛けたら、真剣にDVDを観ながら元気よく全員の手が上がりました。

1時限目に作ったユニセフ手帳を見ながら、さらにユニセフについて勉強。

最後に、”unicef news”Vol.251に掲載されていた【トーゴ共和国「夢をかたるには?」】の記事から一部を抜粋して読み、聞いてもらいました。

日本ユニセフ協会職員の海老原さんが、西アフリカのトーゴ共和国に取材に行った時のレポートです。

「水が出ないところに、学校や診療所は作れない。学校に行っていないから将来のことや夢は語れない・・・。

しかし解決法はそれほど難しくない。方法も計画もある。足りないのは資金だ。」

この言葉に、事務局スタッフは「ぐっ」ときて、是非子どもたちに聞かせたいと思ったのでした。

極貧の地域の様子が、少しでも伝わったでしょうか。

最後に何人かの子どもたちが、今日の授業を受けた感想を述べてくれました。

「地図を見て、ユニセフの支援を受けている国が、想像以上に多かった。」

「こんなに貧しい子どもたちが、世界にはいるのだと知った。」

「一生懸命勉強して、そして、貧しい子ども達に募金をしていきたいと思った。」

生目台東小学校6年生の皆さん、そして、新老人の会の皆さん、一生懸命授業を聞いてくださってありがとうございました。

2017年度 宮崎県ユニセフ協会 理事・評議員会

3月2日(木曜日)

市民プラザ 大会議室にて2017年度 宮崎県ユニセフ協会 理事・評議員会が行われました。今年は設立15周年の記念すべき年になります。

今年は17名の役員の方が出席してくださいました。(委任状16名)

お忙しい中、宮崎県ユニセフ協会のために足を運んでくださり、ありがとうございました。

会場にはきれいな花が飾られ、和やかな雰囲気で会が始まりました。

始めに、宮崎県ユニセフ協会 上原会長からの挨拶がありました。

「こうしてお忙しい皆様が集まってくださることが私たちの励みです。」

それから

第1号議案  2016年度事業報告

パワーポイントを使って、1年間の行事を報告しました。

第2号議案  2016年度決算報告及び会計監査報告

第3号議案  2017年度事業計画(案)

第4号議案  2017年度収支予算(案)

第5号議案  役員の移動等について(案)と審議が進み

全ての議案が役員によって承認されました。

その後、日本ユニセフ協会の今年の方針を紹介し、

15周年の節目ということで、設立から15年の流れを、映像で、5分間にまとめたものを見ていただきました。

当初からかかわってくださった役員の方の、若くて懐かしい姿を見ることができました。

そのあと、役員からの質問、ご意見などをいただき、およそ1時間30分で会は無事終了しました。

役員の皆様方、ありがとうございました。今年もよろしくご指導・ご協力お願いいたします。。

出前授業 宮崎大学教育学部附属中学校 2017.2.28

2月28日火曜日、宮崎大学教育学部附属中学校E級に出前授業に行ってきました。

いつものように世界地図を広げ、ユニセフが支援を行っている国の確認。

青く塗られている国と地域が、ユニセフに支援をしてもらっているんだね。

アジアで青く塗られていない国、つまり、ユニセフの支援を受けてないところはどこだろう?

それからユニセフの「支援物資」を紹介しました。

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これは学用品バッグです。紛争や災害で学用品が無くなったり、初めて学校に行けるようになった子どもたちに配られます。

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6年前の「東日本大震災」の時も、津波に襲われた学校の子どもたちに配られました。

バッグを背負ってみました。

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これはマラリアから命を守る「蚊帳」です。蚊帳の中に入ってみました。みんな映画「トトロ」では見たことのある蚊帳。

途上国では命を守る蚊帳です。

そしてその後、DVD【ユニセフと地球のともだち】を観ました。

どれだけ「困難な状況」なのか、勉強しよう。

説明した支援物資がDVDの中に出てきたら、手をあげよう!

あっ!出てきた!

みんな一生懸命DVDを観てくれました。

ユニセフ手帳を作ったあと、ページをめくりながらおさらいです。みんなよく話を聞いてくれました。

教育の問題、世界には学校にいけない子どもたちがたくさんいて、学校にいけない理由も、いろいろあるんだね。

いっぱい学びました。

それで、私たちにできることは何だろう?

「ユニセフ手帳」の後ろに書いてあります。一番大切なことは、知ること。今日学んだことを、おうちの人に話そう。

そして、機会があったら、おこずかいをちょっと節約して募金をするのもいい。

100円の募金でワクチンが6回分。575円でフリースの毛布が1枚買える。

最後に、毎年この学級からしていただいている寄付をいただきました。

生徒の皆さんが力を合わせて作ってくれた寄付金、しっかりとお預かりして、世界の困難な状況にいる子どもたちに届けます。

生徒の皆さん!ありがとうございました。