JC宮崎主催 宮崎国際フェスティバル in  こどもの国

9月9日(土)「こどもの国」において、JC主催宮崎国際フェスティバルが開催されました。

お天気も良く、会場はたくさんの人でにぎわっていました。

ユニセフはブースを1つお借りして、アグネス・チャン ユニセフアジア親善大使のシリア周辺レポートのパネルを展示しました。

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今春、アグネス大使がシリア周辺のトルコ、ヨルダン、レバノンの3国を訪ね、現地の人々のようすを写真におさめました。

3か国は信じられないほど多くの難民を国に受け入れ、特に子どもたちを「失われた世代」にしないために、学校に受け入れる努力がなされています。午前中は男子、午後は女子と分けて使われていたり、授業の後、幼稚園に早変わりして、就学前児童を受け入れたりするそうです。

アグネスがいろいろな人にインタビューしたことが記事にしてありました。

シリア周辺の地図の問題やユニセフの本部の所在地、その他ユニセフに関する問題をクイズに出しました。

みんな真剣にクイズを解いてくれました。

ユニセフの本部がジュネーブと思っている人が多かった。ユニセフの本部はニューヨークにあるんですよ。

外国人のために英語のクイズも用意しました。

国際フェスティバルとあって、色々な国の人が集まっていました。

このお祭りの趣旨である、在宮外国人や諸外国との相互理解と友好親善を促進させるためのよい機会づくりができたと思います。

そして私たちユニセフも世界の困難な状況を、立ち止まって見てくれた多くの人に知らせることができ、またユニセフの活動を理解してもらうことができた意義ある一日だったと思います。

宮崎県ユニセフ協会 設立15周年記念行事

今年は宮崎県ユニセフ協会 設立15周年になります。

この節目の年に当協会では 8月15日(火)から27日(日)まで、宮崎県立図書館に於いて、

「もったいないばあさんのワールドレポート展」 展示会と、真珠まりこさんの講演会を開催しました。

1階ギャラリーでは、パネルを展示しました。夏休み中とあって、市内の子どもたちが本を借りに来たり、高校生は勉強に来たりで多くの人がパネル展に立ち寄り、熱心に説明を読んでいました。

       

館内の児童図書室から、今回のテーマにに沿った本を10冊展示していただきました。こういうところで思いがけず良い本に出合うこともあります。

ある日ギャラリーに立ち寄ると、小学生が一人で本を読んでいました。なんかほっこりしました。

20日(日)には、絵本作家の真珠まりこ氏をお招きし、講演会と読み聞かせ会を開催しました。

「もったいないばあさん」の絵本を書こうと思ったきっかけは、当時9歳になる息子さんが「もったいないってどういう意味?」と聞かれたとき、うまく説明できなかったからだそうです。

日常のいろんなところに、絵本を書くきっかけが転がっている、そんな話を身近に聞くことができました。

「もったいないばあさん」の話は、世界の子どもたちのこと、絶滅しそうな動物たちのことなど、世界のいろいろな話に私たちの目を向けてくれました。そして私たちが何をしなくてはならないか、考えるきっかけをくれました。

もったいないばあさんの絵描き歌をみんなで習い、描いてみました。

そしてCDにあわせて「もったいないばあさん音頭」をみんなで踊りました。

’ケチ’とは人に与えることを嫌がり、すべて自分のものにしたがること。’もったいない’とはすべてのものを無駄にしないこと・・・そこには’愛’がある。 そんなお話しも聞けました。

当日は、延べ140人の人が集まってくださり、宮崎県ユニセフ協会の15周年の節目にふさわしい、素晴らしい行事にすることができました。