防災の日フェア出展  イオンモールにて

5月27日(日)

宮崎県防災の日にイオンモールで防災の日フェアが開催されました。

宮崎県ユニセフ協会は「イオンホール」にブースをお借りして、「東日本大震災報告写真展」のパネル展示をしました。

東日本大震災が起こってからもう7年も経ってしまいました。

この時、UNICEFはあまりの惨状に東日本の支援を決め、4年間で総額48億円余りの募金が寄せられたのでした。日本ユニセフ協会も他団体とともに、被災者の方々の身近な支援をしました。

展示ブースでは、大人の人にはクイズを解いてもらったり、子どもたちには布で作ったパズル(ユニセフのギフトでした)をしてもらいました。

     

東北地方の地図に県名を書き入れたり、震災が起こった日時、原発事故のことなどをクイズにしてみんなに解いてもらいました。

こんなに大きな災害だったのに、人々の記憶の中からは次第にその悲惨さ、危機感が薄れていってしまう。

クイズを解きながら、思い出してください!思い出すことが、東日本の人たちを応援することになります。

布のパズルは子供たちの目にとまり、「やってみませんか!」の掛け声に、お父さん、お母さんを引き連れて、たくさんの方々がユニセフのブースに立ち寄ってくれました。

宮崎犬もクイズを解いてくれましたよ。

今回は本当に多くの人が立ち寄ってくださいました。災害の写真を見ながら感慨にふける人、「この子がちょうどお腹にいるときでした。」と思い出すお母さん。東北のクイズを見て、「私たち二人とも東北出身ですから、全部わかります。」と笑っていたご夫婦。予想を上回る人気に、クイズが足りなくなり、コピーをしに行ったほどでした。

宮城県と岩手県、福島県のユニセフ協会の事務局長が言っていました。「忘れないでください。忘れないことが応援になります。」そして私たちは日ごろから災害に備えて気持ちを引き締めたいですね。

シリア緊急募金 コープみやざき 薫坂店&柳丸店

5月19日(土) コープみやざき 薫坂店と柳丸店において、ユニセフシリア緊急募金を行いました。

薫る坂店には農業高校のボランティア部の生徒さん、柳丸店には大宮高校のボランティア部の生徒さんが集まって募金活動に参加してくれました。

活動を始める前に、シリアについてのミニ学習をしました。

そもそも、シリア戦争は、政府軍と国民の戦いで、その原因は宗教の問題です。紛争開始から7年が経過し、8年目を迎えました。

この危機の影響で800万人の子どもたちが人道支援を必要としています。

こういうことを頭に入れて、高校生たちは大きな声で募金を呼びかけました。

    コープみやざき 薫坂店

👆農業高校のボランティア部の生徒さんたちです👆

天気予報では雨の予想もされていましたが、雨にもならず、前日までの蒸し暑さもなく、募金箱を持って立つ者にとっては恵まれた時間でした。

UMKテレビ局の取材も来てくれて、この日の夕方のスーパーニュースで流されました。

終了後には、生徒さんたちに当ユニセフ協会から感謝状とファイルが渡されました。

たくさんの方々が募金に協力してくださいました。そして農業高校の生徒の皆さん、担当の古川先生、ご協力、ありがとうございました。

この日は、同時に柳丸店でも募金活動を行いました。

👆大宮高校のボランティア部の生徒さんたち👆

エントランスホールをお借りして、午前中の2時間活動をしました。

いまだ紛争の最中にあるシリアの子供たちに、少しでも支援の手が届きますように!

みんなの思いが一つになった一日でした。

そしてコープみやざき 薫坂店、柳丸店様より生徒さんたち、私たちスタッフに差し入れのお茶をいただきました。心より感謝申し上げます。

JC宮崎主催 みやざき国際フェスティバルに参加 5月13日(日)

13日の日曜日、お天気は断続的に雨の中、みやざき国際フェスティバルが一番街で開催されました。

雨にもかかわらず、多くの人でにぎわいました。

私たちユニセフは、一番街の入り口の一番良いところにブースを設けて「シリア周辺国からのレポート」と「SDGsを知ろう」を展示しました。

SDGsを皆さんに知っていただけるよう、今回は神奈川県のユニセフ協会作成のルーレットをお借りして、展示をしました。

ルーレットを回して矢印が指した番号の説明を見てもらおうという、ちょっとゲーム感覚も取り入れたものです。

SDGs とは、Sustainable Development Goals(持続可能な開発目標)のことで、健康な地球を次の世代に渡そう!という取り組みです。2年前、国連で採択された、世界中のみんなで取り組まなければならない目標です。全部で17の項目に分けられています。

      

テントの中には、アグネス・チャンが、シリア周辺3か国(ヨルダン、レバノン、トルコ)をまわって現地を視察して来たレポートのパネルを展示しました。

ヨルダンのザータリ難民キャンプの中には11の学校があり、シリア人とヨルダン人の先生が教えてます。

レバノンでは、人口450万人の国に150万人の難民が押し寄せています。

トルコは300万人という、最も多くのシリア難民を受け入れています。

  

大勢の人たちが集まって、熱心にパネルを見てくれました。

この様子をJCが東京で行われる全国大会で報告をするそうで、宮崎県ユニセフ協会の事務局長もインタビューに答えました。

まだまだSDGsについて知っている人が少ないなあと感じました。例えば私たち個人にできること、「スーパーで買い物をするとき賞味期限の古いものから買いましょう」、というのは多くの人に「なるほど」と言ってもらえました。

ひとりでも多くの人にこの開発目標を知ってもらって、地球環境について真剣に考え、私たち個人でできることに取り組んでほしいと思いました。