出前授業 向洋学園宮崎ブライダル専門学校 8月6日(月)

8月6日(月) 向洋学園宮崎ブライダル専門学校で、出前授業をしました。

私たちは普段、中学校、時には小学校や高校に出かけて出前授業をさせてもらっていますが、この日は宮崎のブライダル専門学校に呼んでいただきました。

対象は18歳から20歳の女性19名。みんなおしゃれには厳しい若い女性たちだろうと、私たち事務局スタッフも楽しみで、いつもよりお化粧を念入り(?)にして伺いました。

    

先ず、パワーポイントを使ってUNICEFの説明

世界地図を一緒に見ながら、今ユニセフの支援を受けている国を調べました。ユニセフが支援する基準が3つあって、その一つは・5歳未満の子どもの死亡率です。

今世界で1年間に亡くなる5歳以下の子どもの数は560万人です。これはだいたい5秒に1人ということで、手をたたきながら5秒間を実感しました。次に、国の貧富についての思い込みがあることにも気づいてもらいました。

それから、いつものように、ユニセフが実際に現地に届けている支援物資を見てもらいました。

そのあとは、「世界がもし100人の村だったら」の(25人バージョン)ワークショップをしました。

大陸ごとの人口の分布、男女比、言語、などパワーポイントも使いながら実感してもらいました。

世界の「富の分布」では、世界の人口を2割ずつ5段階に分けて、麦茶を使って富の分布と貧富の差を実感してもらいました。

1番上の富裕層は、配られた麦茶が5人で飲みきれません。1番下の貧困層は、ほんの一滴の麦茶です。

それからこの日は、SDGsの話をすることもできました。地球を守るための持続可能な開発目標。

17の目標のうち私たちにできることは何だろう?私たちはとりあえず次の3つのことを提案しました。

目標1 貧困をなくそう・・・・フェアトレードの商品をかって、途上国の人の収入につなげたり、途上国の環境を守ろう!

目標12 作る責任、使う責任・・・・スーパーでは賞味期限の近いものから買いましょう!

目標15 陸の豊かさを守ろう・・・・FScのマークのついている商品を買おう!

(森林を守る運動に参加している企業の応援になります。)

さいごに、ユニセフ手帳の最後のページをみて、私たちにできることを考えました。今日帰ったら周りの人に勉強したことを伝えてくださいね。

楽しい授業にお付き合いくださってありがとうございました。

長谷部 誠大使の「ワクチンの旅」 8月2日(金)~8月7日(火)

宮交シティ アポロの泉3階で長谷部 誠大使のたどる「ワクチンの旅」の写真展を開催しました。

自身の公式ホームページの会員会費から得られる収益を、ユニセフを通じてはしかを防ぐためのワクチン購入に充てている長谷部選手は、日本ユニセフ協会大使就任後、初の支援現場訪問先にエチオピアを選びました。

ユニセフの予防接種事業でワクチンがどのように子どもたちに届けられているか、自身の目で確かめてきた時のレポート展です。

長谷部選手がたどった「ワクチンの旅」を、命を守る支援にかかわる人々の姿、また支援に支えられた子どもたちの笑顔とともに報告しています。

会場に、見ていただいた方に感想を書いていただくノートを設置しました。

その感想の中から、いくつかご紹介します。

Aさん・・子どもたちを救うワクチンを見つめる長谷部さんの表情が大変印象的でした。ユニセフの世界での活動がよくわかり良いパネル展だと思います。

Bさん・・ワクチンが少しでも多く届いて、1人でも幼い命が助かると良いですね。この子たちが、笑顔で、健康で大きくなりますように。長谷部誠さん、ご苦労様でした。そして心からありがとうございます。

Cさん・・長谷部選手の行動が、まず素敵で素晴らしいです。このように見せていただくことによってユニセフが実際どのように動いて役立っているかわかりました。日本人は寄付や社会貢献活動が少ないと感じます。身近なことを少しでもしていきたいです。

Dさん・・自分も現場に行き、違う幸せを味わいたいと思った。

Eさん・・これからも少しでも多くの寄付が集まってより多くの幼い命が助かると良いですね。この前ユニセフの募金があったので、少しですが寄付しました。1人1人の募金は少なくてもたくさんの人が寄付したら、助かる子どもが増えますね。子どもたちに希望と笑顔が届きますように。

 8月4日の宮日新聞の「歩廊」欄に掲載されました。