長谷部大使のパネル展in 延岡 11.16~11.25 

8月に宮交シティ3Fで長谷部大使のエチオピアのワクチンの旅 パネル展を開催したところ、延岡でもこれをしてもらえないかという声が上がり、私たちも足を延ばして延岡まで行くことになりました。

こひつじ保育園の園長先生のご協力で、延岡市民協働まちづくりセンター 1階多目的フロアをお借りすることができました。

広々とした会場をお借りして、さあどこから始めましょう?  こんなに贅沢な空間を目の前にして気持ちもワクワクしてきました。

園長先生と、そのお友達もお手伝いしてくださって、徐々に展示ができてきました。

    

自身の公式ホームページの会員会費から得られる収益を、ユニセフを通じてはしかを防ぐためのワクチン購入に充てている長谷部選手は、日本ユニセフ協会大使就任後、初の支援現場訪問先にエチオピアを選びました。

ユニセフの予防接種事業でワクチンがどのように子どもたちに届けられているか、自身の目で確かめてきた時のレポート展です。

期間中は、たくさんの方に足を運んでいただきました。

感想ノートに何人かの方が感想を書いてくださったので、その中からいくつかご紹介します。

◎長谷部選手と小学生のころ試合をしたこともあり、長谷部選手への興味から今回のパネル展を知った。日本では当たり前の  ようにできるワクチン接種、それができずに年間20万人近い命がなくなっている事実をこのパネル展で知ることができた。   「大きな可能性を秘めたこの国を彼らがより良くしていってくれると信じてます。」という長谷部選手の最後の言葉に感銘を受けました。

◎ユニセフがしている事がよく分かったので、これから協力しようと思った。長谷部選手が、かっこいいと思った。

◎長谷部選手のサッカーで活躍されている姿を見て、お人柄がいつも胸に響いていましたが、このような素晴らしい活動をされていることに更に感動し、感謝の気持ちで胸が熱くなりました。

パネル展を観てくださった方々、そして延岡でのこのイベント開催にあたって協力してくださった方々、ありがとうございました。

出前授業 心響祭2018   11.17(土)

和太鼓コンサート 心響祭2018 が11月17日(土) 清武文化会館で行われました。

私たちは第1部の3回の幕間に時間をいただき、ユニセフの出前授業をしました。

1回目ではユニセフの活動全体の話をしました。世界では5秒に一人、5歳になる前に亡くなる子どもがいます。

平和な日本にいると嘘みたいな話ですが、それでも、これが20年前と比べると約半分に減って来ています。

これはワクチンや栄養補助食品などの普及のおかげです。

2回目は、アフリカのある国で学校といっても木の下で、それでも学校って魔法みたいだなという動画を見てもらい、

途上国では学校がこんなにも大切なもの、学校に行けない子どもたちがいるのはなぜなのか、を考えてもらいました。

3回目はユニセフの支援物資をパワーポイントで見てもらいました。

二の腕を測るスケール、プランピーナッツ、ビタミンA、そして動画「ワクチンの旅」を見てもらいました。

砂漠ではラクダが運び、車がなければオートバイで運び、川に橋がかかってなければ人が綱渡りをして運ぶ、

そのクーラーボックスは実際に見てもらいました。

ユニセフはこのように、厳しい環境にある子どもたちの、保健や栄養、教育、緊急支援などの活動をしています。

おなかの底に響きわたる太鼓の音、心を揺さぶる音とリズム、このコンサートで私たちも元気をもらいました。

コンサートが終了し、出口で募金箱を持って立っていた私たちのところに近寄って、ユニセフ募金をしてくださった方々がたくさんいらっしゃいました。

皆さん、ご協力ありがとうございました。

出前授業 西池小学校 国際交流クラブ  11/6(火)

11月6日は西池小学校の国際交流クラブに、出前授業に呼んでいただきました。

しばらくぶりの出前授業でした!

礼儀正しい小学生が、真剣に授業を聞いてくれて、良かった、良かった!

今年新しく変わったユニセフ手帳の地図で世界の状況を説明。

ユニセフが支援をする基準は、5歳未満の子どもの死亡率。アフリカは厳しい国が多い。チャドとソマリアはとても濃いブルーで塗ってある。

その後、ユニセフが実際に途上国に届けている支援物資を見てもらいました。

蚊帳の中には交代で全員入って体験してもらいました。「どんな気分?」

この日は初めて、ビタミンAのカプセルを持って行ってみんなに見てもらいました。このカプセル1つで約半年間

免疫力が保たれ、怖い病気にかかりにくくしてくれます。

「そして、このカプセルは1つ、いったい いくら位だと思いますか?」の問いかけに

「1万円?」「10万円?」と答える生徒たち。「え~ そんなに高くないんですよ。1つ1円です」と話すと

「それじゃあ僕たちの募金で買えるね。」と小学生の優しい気持ちに触れることができました。

そのあとは、いつものようにDVD「ユニセフと地球のともだち」を見ました。

「今見た支援物資が、DVDの中に出てきたら手をあげてね。」

みんな一生懸命観て、元気よく手を挙げてくれました。

DVDの後は、ユニセフ手帳を作り、教育のページを見て、〈なぜ学校に行けない子どもがいるのか〉 〈ユニセフが学校に行けない子どもたちのために何をしているか〉お話をしました。

その後、手帳の最後のページ〈私たちにできること〉を勉強し、「大切なことはまず知る。そして伝える。今日はおうちに帰ったら、お父さんやお母さんに今日のユニセフの授業で学んだことを伝えてね。」

「はーい!」

皆さん、ユニセフの授業を一生懸命聞いてくれてありがとう。