ユニセフ×JICAパネル展in宮交シティーアフリカを知ろう-

8月2日(日)宮交シティでユニセフとJICAがコラボしてアフリカのパネル展をしました。

アフリカは遠い大陸。でも同じ地球という船に乗った仲間として、アフリカのことを何も知らないでは済まされない時代。アフリカのことを少しでもしりたい!そんな思いでアフリカのパネル展を初めて3回目になります。会場の宮交シティ・アポロの泉は、最初、こんな感じでした。

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1.ステージでは11:00~ガールスカウト宮崎第2団の皆さんが、タンザニアのアルビノの人たちについて調べたことを発表してくれました。

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アルビノというのは色素が極端に少なくて肌が白いので、直射日光に弱いこと、病気になりやすいこと、迷信で差別されることなどを知り、彼らを助けるためにサングラスや長袖のシャツなどを集めて、船便で送ったということ。船便ではアフリカまで5か月もかかったそうです。

発表の最後には、小学生やOGの方もステージに上がって、みんなでアフリカの歌「ジャンボ」を歌いました。「ジャンボ」というのは「こんにちは!」という挨拶です。

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.ユニセフのパネルは今回は「南スーダン・一筋の光」でした。アグネス大使が2011年に独立したばかりの新しい国・南スーダンを訪問して写真でレポートしてくれました。紛争の絶えない南スーダンで、どんな「光」が見えたのでしょうか。私はとても興味深く今回のパネルを見ました。

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パネルをボードに展示するだけでは本当のところが伝わらないのではないかという心配から、今回はパネルの約半分をステージで説明しました。

この地域は子どもが兵士に徴用されるところで、軍の司令官でさえも、子どもを解放して学校へ行かせてやりたいと思っていた。でも、何もないところで解放したら、またどこかの部族につかまって兵士にさせられる、、、。そこでユニセフや他の団体が協力して子どもたちの保護施設を作りました。

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「ユニセフが受け皿を作ってくれなかったら、子どもたちを解放したくても解放できなかった」と先の司令官が語っています。解放された子供たちは保護施設で心のケアを受けて、家族のもとや地域へ帰っていきます。地域でも差別されることのないような政策がきちんと考えられているそうです。

.1年目が「ウガンダの手洗い」、2年目が「アグネスの見たナイジェリア」そして今年の「一筋の光ー南スーダン」、と進めてきました。

それぞれの国の「ユニセフクイズ」を作りながら、私たちも勉強します。

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今年の問題は、(答えは3択)

・南スーダンの独立は?(2011年)

・南スーダンの首都は?(ジュバ)

・南スーダンの人口は?約(1000万人)

・南スーダンを訪問したのは?(アグネス・チャン)

アフリカの地図を見て、3つ国をあてる問題。(選択肢あり)

.今回はJICA九州のご協力で「民族衣装の着付け」をしました。

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多くの人がアフリカの雰囲気を味わって楽しんでくださいました。子どもたちは、保護者の方がスマホで記念写真を撮っていらっしゃいました。

5.今回は、JICAの「缶バッジ作り」と「JICA隊員へのメッセージ書き」の4つのテーブルに参加したら「スタンプラリー」で素敵なカードがもらえる!ということで、この4つのテーブルがとてもにぎわいました。

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そうすることで少しでも皆さんの心に「アフリカ」が近い存在で残ってくれたら有難いです。

6.最後にもう一つ大切な報告があります。それは「ユニセフ募金」活動に市内の高校生(宮崎南高校と宮崎西高校)とガールスカウトの皆さんが参加してくださったことです。

「世界の恵まれない子どもたちのためにユニセフ募金をおねがいしまあす。」

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募金で寄付していただいたお金は、すぐに日本ユニセフ協会へ送金して、それから世界の恵まれない子どもたちのために使われることになります。

ご協力いただいた皆さま本当にありがとうございました。