オンライン国際理解講座

日時 10月15日(木)16時~17時半

案内人 NPO法人ルワンダの教育を考える会  

参加者 宮崎県ユニセフ協会 運営委員12名

「ルワンダの内戦」というつらく悲しい体験から「教育の大切さ」や「命の尊さ」「平和の大切さ」を訴え続けている永遠瑠(トワル)マリールイーズさんから、コロナ禍のルワンダの現状をお話しいただきました。

ルイーズさんが、ルワンダの空港に着いた翌日3月21日からルワンダはロックダウンに。それから7ヶ月、いまだに空港は閉鎖されたまま今日を迎えています。 ルイーズさんが、路上にいる子どもたちを救うために設立したウムチョムィーザ学園の保護者は日雇い労働者が80%。学費を払うのに大変苦労しています。学園の収入が激減し、苦しい財政状況の中でも、先生方やスタッフを解雇せずに、リモートで授業を。パソコン・スマートフォンを持っていない家庭には、プリントを配布しているそうです。また栄養失調で命の危険にさらされないよう、子どもたちには昼食とおやつを毎日提供出来ているそうです。さらに子どもたちのサポートだけでなく、母親のサポート支援、卒業した子どもたちの自立支援として、石鹸つくりのプロジェクトを進行中。「コロナがあったからこそこんなことができた。コロナ禍の中でも生きていれば、そして学んだことがあれば希望と夢を持ち続けることが出来ます。」と力強く、終始笑顔で話されました。

卒業生からのサプライズ誕生日プレゼントを紹介してくれるルイーズさん。

彼は「コロナがあったからこそ大好きな絵を描くことができた。

希望をもって前に進みたい」と話したそうです。