「今さら聞けないSDGs」

講  師: 進藤 弘騎 氏 宮崎市出身 赤十字国際委員会

      ベネズエラ勤務

      相田 久雄 (宮崎県ユニセフ協会)

日  時: 10月22日(土) 9時30分~11時30分

参加者 : 40名

開催方法: Zoomによるオンライン形式

講師 進藤氏のお話の前に、宮崎県ユニセフ協会の相田広報部長から「今さら聞けないSDGs」ということで、SDGs入門編と現段階での達成状況について話をさせていただきました。

現在ベネズエラ赴任中の進藤氏からは、世界で起きている様々な問題について話していただいた後、参加者から質問形式でやり取りをすることができました。

ヨルダン赴任中は「マグマのようなやりきれない思いが噴出した。」

アフガニスタンでは「圧倒的に厳しく悲しい状況を目撃してきた。」

そんな状況の中で感情移入しすぎるといけない。彼らの目線に立って考えるシステムができている。また、難民の方々の自尊心を大切にして、自活することを目指していくようにサポートする。等、貴重なお話を伺うことができました。とても過酷な状況で仕事をされている方のようには思えない、気さくな笑顔の進藤氏でした。久しぶりに故郷の皆さんとの交流で、ひと時の安らぎの時間だったのかもしれません。

出前授業 西都市人権教育講演会

                   2022年7月7日(木)

西都市人権を考える会より講和の依頼を受けて出前授業チーム3人で西都市コミュニティーセンターに伺いました。

当日は、西都市教育委員会の方や西都市教育長さんも見えて、そのような方々の前での出前授業は背筋の伸びる思いがしました。

テーマは「子どもの権利」

初めにユニセフについての紹介をさせていただきました。

ユニセフは世界の子どもたちの生命と健やかな成長を守るための国際連合の機関であることを知っていただきました。

そしてユニセフが衛生・栄養・そして子どもの保護・緊急支援と人道支援に力を入れていることをパワーポイントを使って説明しました。

そのあと、ユニセフは「子どもの権利が実現される世界」を目指していることを述べ、子どもの権利条約についてパワーポイントを使って説明しました。

子どもに関する事柄を考えるうえで大切なこと

        子どもの権利 4つの原則

○生命生存及び発達に対する権利(命を守られ成長できること)

○子どもの最善の利益(子どもにとって最も良いこと)

○子どもの意見の尊重(意見を表明し参加できること)

○差別の禁止(差別のないこと)

日本では子どもは親の言うことを聞いていればよい、子どもの権利は子どものわがままにつながるなどという人がいます。

子どもの権利について正しい知識がないとこのような考え方になってしまうのでしょうか?

子どもの権利を正しく理解し、尊重されたことで子どもたちが今度は他の子どもの権利も尊重できるようになるのです。

子どもの権利条約については奥が深く、この時間内にまとめることに工夫が必要でしたが1時間半の講演で子どもの権利の重要性をお伝えすることができたと思います。

西都の皆様方、ご清聴ありがとうございました。

宮崎県立門川高校出前授業     SDGs講和(産業社会と人間)

日 時 : 2022年9月15日(木) 3~4時限         対 象 : 1年次生 100名                    目 的 : 社会におけるSDGs目標達成に向けた活動について知り、SDGsに関する理解を深め、身近な問題について考え、行動するきっかけとする。

門川高校は豊かな森林に囲まれた丘陵地にあり、まさに持続可能な生活を生み出す力にあふれた地域に感じました。

九州電力、宮崎日日新聞社、株式会社グローバルクリーン と宮崎県ユニセフ協会の4チームで各教室を回りました。

県協会は、SDGsの【目標1 貧困をなくそう】~【目標6 安全な水とトイレを世界中に】 に関してユニセフの取り組みを紹介しました。

また、ユニセフSDGsクラブのサイトの活用の仕方について説明しました。●目標にはそれぞれ169のターゲットがあり、その解決方法の例をみることができる ●目標ごとの代表的な課題を学べるデーターや動画をみることができる ●世界を変えるヒントが紹介されている。等について紹介しました。SDGsに取り組むときのナビゲーターになってくれます。是非活用してください。

本日の授業について、生徒を代表して「今日学んだことを生かして、自分たちも問題を見つけてSDGs取り組んでいきたい。」と感想をいただきました。

帰りに、実習で作った3種類のジャムをお土産にいただきました。第6次産業への取り組みは、地域の活性化とSDGsへの貢献につながると思います。生徒さんの新たな発想に期待したいと思います。

驟雨の中、沿道のパンパスグラスや小倉ケ浜のうねりを感じながらの往復。持続可能な未来を担う若者たちへ、ユニセフの活動を知ってもらうことの大切さを感じた出前授業でした。

宮崎県ユニセフ協会設立20周年     記念行事               ユニセフチャリティ映画祭

8月12日(金)~8月25日(木)              宮崎キネマ館のご協力をいただき、設立20周年記念行事     「世界の果ての通学路」を上映しました。           (宮崎県・宮崎市教育委員会 後援)

延べ266名のご入場ありがとうございました           鑑賞料金の一部は、ユニセフを通じてウクライナのこどもたちへの支援金として寄付されます。

テーマ】   僕らの希望をつなぐ旅                     キリンや象に遭遇するサバンナを駆け抜けて通うケニアのジャクソン。山羊飼いの仕事を終えてから、馬で学校へ向かうアルゼンチンのカルロス。女子に教育は不要とする古い慣習が残る村から寄宿学校に通うモロッコのザヒラ。生まれつき足が不自由で、弟たちに車椅子を押されて登校するインドのサミュエル。大人の足でも過酷な道のりを通学する子どもたちは「なぜ?」という問いに「夢をかなえたいから」と澄み切った瞳で答えます。                どんな環境であれ「学びたい」と強い気持ちをもった「世界の果ての子どもたち」

【鑑賞者の感想】                       家族に守られ、兄弟友達を守ろうとする気持ちにあふれた子どもたちでした。危機を乗り越えようとする逞しさにも感動しました。  (60代女性)

命の尊さはどこでも平等なものと感動しました。どんな名優よりも名演技!(80代女性)

目標をもって生きる姿が映画に出ていたので、子どもたちにも目標をもってたくましく生きてもらいたいと感じました。       (家族連れのお父さん)

僕も夢に向かって頑張りたいと思いました。(江平小学校2年生)

自然の中での困難な遠距離通学が、子どもたちの人間愛を育む大切な通学路になっていることを認識させられました。        (宮崎日日新聞投稿より)

設立20周年を迎え、設立発起人の一人である前田事務局長より、宮崎県ユニセフ協会の活動へのご理解とご支援に感謝申し上げました。

UMKテレビ宮崎のニュースや、宮崎日日新聞にも記事として、また投書欄や黒潮にも取り上げられるなど、大きな反響をいただきました。上映前にユニセフの動画を流していただき、運営委員、ひなたカレッジ それぞれの思いを伝える機会があったことも、宮崎県ユニセフ協会の活動を身近に感じていただける良い機会になりました。       

宮崎キネマ館喜田支配人より、入場料から15,000円のご寄付をいただきました。

宮崎キネマ館には、ユニセフ募金箱を常設していただき、ご来場の皆様から毎年多額の募金をいただいております。

今後も、よい映画を提供し、ユニセフについて知っていただく機会をもちたい思います。

ご協力ありがとうございました。

宮崎メサイア合唱団2022年夏      チャリティーコンサート        会場:日本聖公会宮崎聖三一教会 日時:2022年7月30日(土)14時~

今回のコンサートでは、ヘンデル作曲『メサイア』より6曲を聴かせていただきました。

複数の音が組み合わさり、美しく調和して響きあう素晴らしい歌声でした。

地球上のあらゆる場所で、民族・宗教・国を越えて、対立なく主張が強すぎず調和を保ち、ハーモニーを奏でることができたらどんなに素晴らしいだろう。と思いを馳せながら聴かせていただきました。

演奏会後、宮崎メサイア合唱団代表中馬様から、ウクライナ緊急募金と、県協会へのご寄付をいただきました。            宮崎メサイア合唱団からは、宮崎県ユニセフ協会へ毎年ご支援をいただいております。

募金のお礼とともに、事務局次長兼城から、ユニセフの活動について紹介させていただきました。

お預かりしました募金は、日本ユニセフ協会を通して、全額命と生活が差し迫った脅威にさらされているウクライの子どもたちとその家族を守る支援のために使わせていただきます。

ユニセフへの暖かいご理解とご支援に心より感謝いたします。

ユニセフ「地球のミライ わたしたちのミライ」 ~命を見つめよう~ 絵画展

 私たちの地球は今、気候変動による異常気象や環境問題、貧困や飢餓、紛争、人権問題など深刻な問題に直面しています。

 一つしかない地球、このかけがえのない地球を守り、命を守り、多様な人々が活躍でき、誰もが安心して暮らせる社会、誰ひとり取り残さない社会にしていくことが世界共通の課題です。

 そのため国連では、持続可能な地球を目指して17の開発目標からなるSDGsを採択し、各国や企業そして人々に取り組みを求めています。わが国でも行政、企業、団体、学校、個人などにより取り組みの機運が醸成されつつあります。

 子どもは未来(ミライ)の担い手です。自分の身近なことから、広く世界のさまざまな問題に目を向け、自分の心で感じ、考え、行動できるような人材に育っていくことが期待されます。

 この絵画展は、子どもたちが 「地球のミライ、 わたしたちのミライ」 のテーマに沿っての絵画作成を通して、地球のミライ、自分のミライを考え、自分たちが今できることや考えなければならないことなどに思いを深める契機になることを願い実施するものです。

主 催  宮崎県ユニセフ協会

共 催  宮崎日日新聞社

後 援  宮崎県教育委員会 宮崎市教育委員会 朝日新聞社

     読売新聞西部本社 毎日新聞社 NHK宮崎放送局

     MRT宮崎放送 UMKテレビ宮崎 

     MCN宮崎ケーブルテレビ 

募集作品

   〔内 容〕  絵画で画材は問わない。文字は入れない。

   〔大きさ〕  四つ切り (38㎝×54㎝)

〔絵画テーマ〕 「地球のミライ  わたしたちのミライ」 

 ◇ わたしたちのすむ地球(地域)の素晴らしさや自分が大きくなったときの世界などを想像して絵に描く。

 (例) ・地球の笑顔 (元気な地球のミライ)

     ・わたしたちの笑顔 (元気なわたしたちのミライ)

     ・自慢できる学校

     ・自慢できるふるさと

     ・こんな環境で生活したい     など

  • 応募作品は、自分で表現したもので未発表のもの1点に限る。

応募資格  宮崎県在住の小学生・中学生

提出期日  令和4年8月23日(火)

提出方法  各学校で取りまとめて、宮崎県ユニセフ協会事務局に

      送付お願いします。(住所等は末尾に記載)

本事業についての問い合わせ及び作品送付先

  〒 880-0014  宮崎市鶴島2-9-6 みやざきNPOハウス 202号

宮崎県ユニセフ協会   (担当  事務局次長  兼城 絢子)

                   TEL/FAX    0985-31-3808

 

 

 

 
   

 

 

 

 

 

 
   

 

 

 

                                              

9 表 彰     審査は、4部門ごとに行い、その中から入賞者を選ぶ。

  〔表彰区分〕   日本ユニセフ協会会長賞   各部門  1点   賞状および副賞  (ユニセフ製品)

            宮崎県ユニセフ協会会長賞  各部門  2点   賞状および副賞  (ユニセフ製品)

            準特選(共催・協賛社賞)    各部門  数点  賞状および副賞  (ユニセフ製品)

            奨励賞               各部門  5点  賞状および副賞  (ユニセフ製品)

            入選                 各部門  5点   賞状および副賞  (ユニセフ製品)

              *応募者全員に参加賞

  〔入賞作品の発表〕    審査終了後に各学校へ通知

 

10 入賞作品の展示及び表彰式

  〔展 示〕             令和4年9月12日(月) ~ 9月18日(日)

  〔表彰式〕             令和4年9月18日(日)  午後2時~

  〔展示及び表彰式会場〕    宮日会館2階  パピルスギャラリー

 

11  その他

 

  • 応募作品の著作権については応募者に帰属するが、主催者は応募作品を使用することができる。
  • 応募作品については、特別賞以外は参加賞を添えて学校単位で返却をする。

 

本事業についての問い合わせ及び作品送付先

 

  〒 880-0014  宮崎市鶴島2-9-6 みやざきNPOハウス 202号

宮崎県ユニセフ協会   (担当  事務局次長  兼城 絢子)

                   TEL/FAX    0985-31-3808

ユニセフキャラバン

ユニセフ キャラバンが宮崎県にやってきました。2022年5月12日、13日

 

日本ユニセフ協会が主催するユニセフキャラバンは、世界の子どもたちの現状やユニセフの活動の普及・啓発を目的に、4年間で全国を訪問するキャンペーンです。

コロナ感染拡大の影響を受け、今回5年ぶりの来訪となりました。

前夜11日(水)19:00

ユニセフキャンパス担当の高円主任と宮崎県ユニセフ協会ひなたカレッジメンバーとの交流会では、これから自分たちにできることについて話し合いました。

※ユニセフキャンパスとは:大学生で構成されたボランティアグループ。大学生ならではの視点にたった募金活動やイベント・交流会を行っています。

 

 

日本ユニセフ協会 学校事業部の金子部長と高円主任(前列右から2,3番目)と宮崎県ユニセフ協会 ひなたカレッジのメンバーとスタッフ 

12日(木)

日本ユニセフ協会によるユニセフ教室

明道小学校 (都城市)

金子部長による授業

世界の子どもたちが置かれている現状や、ユニセフの活動について知り、学びました。また”水がめ運び体験”や”蚊帳体験”を通して、毎日川から生活に必要な水を汲んで運ぶことが重労働であることや、蚊帳が子どもの命を脅かすマラリアの最も効果的な予防法であることも知り、自分たちにとって当たり前のことが、そうではない子どもたちのために、自分たちができることについて考えました。

                           生徒からお礼の言葉

小松原中学校 (都城市)

                          高円主任による授業

13日(金

県教職員対象のユニセフ研修会

現在、紛争・自然災害・パンデミックの影響で世界情勢が非常に困難な状況にあり、そんな過酷な世界を生きる子どもたちの現状と、ユニセフの活動について説明を受け、 その後、SDGsについて研修しました。

ワークショップではSDGs17項目について様々な観点から意見を述べ合った

午後  教育長 表敬訪問

メッセージ交換
日本ユニセフ協会 早水研専務理事と 宮崎県教育委員会 教育長 黒木淳一郎氏
早水専務理事と河野県知事のメッセージ交換

                河野県知事と、早水線部理事

皆様お疲れさまでした。

ユニセフ活動の普及にご協力ありがとうございました。

ユニセフパネル展

「あたりまえにあるべき権利を子どもたちへ」

子どもの権利条約ってなあに?

■日 時 2022年5月11日(水)~23日(月)
■会 場 宮崎市立図書館2階 展示コーナー
■主 催 宮崎県ユニセフ協会

  「子どもの権利条約」のことを知っていますか?
  ユニセフの活動基盤でもあるこの条約には196の国と地域が加わっており、
  日本も1994年から参加しています。
  子どもたちが平和な生活を送るためには、大人の意識が大切です。

何気ない行動、言葉、考え方、習慣などが、子どもの権利を奪っていないでしょうか?

世界の子どもたち~守られていない権利は?~     コーナーでは

エチオピア 干ばつによる水不足・栄養不足

マリ        児童労働や早期婚

南スーダン     こども兵士

ケニア       干ばつによる急激な飢餓や栄養不足

北アフリカ・中東  ウクライナ危機やコロナ感染拡大による 

          食料料危機や栄養不足

について現地からのレポートを展示してあります。

未来を担う子どもたちの笑顔を守るために、
  「子どもの権利条約」について学び、理解を深めてみませんか。

みやざき国際ストリート音楽祭会場                           ウクライナ緊急募金 4月29日

宮崎国際音楽祭実行委員長井出様より、

楠並木通りBステージとCステージの間

みやざきアートセンターEステージ前

2か所での「ウクライナ緊急募金」の機会をいただきました。

清山市長による宮崎国際音楽祭開会宣言後、ウクライナ国歌「ウクライナは滅びず」が演奏されました。その場を担当した一人は、「心が揺さぶられ、涙がこみ上げてきた。」と話してくれました。連日報道されるウクライナ情勢に心痛む日が続きます。

 

演奏の合間をみて呼びかける相田広報部長のアナウンスに、たくさんの方が足を止めてくださいました。 

危機下にあるウクライナの人々。安全な場所を求めて非難する家族。国境を越えても、子どもたちの苦難は続きます。一刻も早い終戦と子どもたちの平穏を願う皆様のお気持ちをあらためて実感しました。

募金総額は121,788円でした。心からお礼申し上げます。     有難うございました。

 

ウクライナ緊急募金                    コープみやざき柳丸店                ご協力ありがとうございました

4月3日コープみやざき柳丸店で「ウクライナ緊急募金」を行いました。              11時~16時のわずか5時間の間に来店された皆様から、141,377円ものご寄付をお預かりしました。

お預かりした募金は全額、宮崎県ユニセフ協会から、日本ユニセフ協会へ「ウクライナ緊急募金」として送金し、差し迫った脅威にさらされているウクライナの子どもたちとその家族の命を守るために使われます。

危機の中でも、ユニセフはウクライナ国内に留まり、緊急医療サービス、重要な医薬品、保健物資・機器、安全な飲料水や生活用水の提供、自宅から非難を余儀なくされた人々の避難場所の設置や保護などに取り組んでいます。ウクライナ支援については継続した活動が必要です。今後ともご支援よろしくお願いいたします。

ウクライナ緊急募金は全国の郵便局窓口からも送金いただけます。

郵便局(ゆうちょ銀行)募金口座

振替口座:00190-5-31000

口座名義:公益財団法人 日本ユニセフ協会

※通信欄に「ウクライナ」と「K1-450」(宮崎県ユニセフ協会)を明記願います。

ウクライナの子どもたちの命を守るためにご協力ください。

 

宮崎県ユニセフ協会は宮崎県でのユニセフ協力のネットワークを広げていくための活動拠点として設立されました。イベントや視聴覚ライブラリーの案内、出前授業、募金活動などを行っています。