「活動状況」カテゴリーアーカイブ

出前授業をしました!!

◇ 日 時  2023年 9月24日(日)

◇ 場 所  都城市立高崎小学校

◇ 対象学年 4年生

今回の出前授業は、高崎小学校のオープンスクール公開授業で、保護者参観授業として実施しました。

高崎小学校では、総合的な学習の時間の関連単元「宮崎のよさ 再発見」の小単元として「世界の国々の生活や文化の特色について考えよう」に取り組んでいます。

SDGsに関連した出前授業の要請を受け、スタッフ2名とひなたカレッジ(宮崎県ユニセフ協会の学生ボランティアグループ)から1名、合計3名の講師が授業をしました。

授業の主な内容としては

〇 ユニセフとは?

〇 世界の子どもたちの現状

〇 ユニセフの取り組み

〇 ワークショップ「世界の富はだれが持っているの?」

出展「世界がもし100人の村だったら」から、グループに分かれてペットボトルのお茶を世界の富に見立てて、その富の分配を通して、世界にある富の不平等について子どもたちと一緒に考えていきました。一人一人が一生懸命考え、積極的に意見を出していました。

最後にSDGsについてついて、自分たちにできることはないか、心がけたいことはないかなど意見交換をしました。

 

宮崎県ユニセフ協会では積極的に出前授業を実施してます。

授業を依頼したいという御要望がありましたら、下記へ御連絡ください。お待ちしています。

 宮崎県ユニセフ協会  電話番号 0985-31-3808

2023年度 第2回 理事・評議委員会開催

◇ 日 時  2023年9月15日(金)

◇ 場 所  宮崎市男女共同参画センター パレット

 

第2回理事・評議委員会を開催しました。池ノ上新会長の挨拶の後、宮崎県ユニセフ協会サポート会員制度の創設についての審議を行いました。

県内におけるユニセフ活動を支える財政基盤を強化するため、また宮崎県ユニセフ協会独自への支援を希望し、その受け皿創設の要望があったことからこの制度を創設することになりました。

会では理事や評議委員の方々の活発な質疑応答がなされ、その後、議案は承認されました。

最後に活動報告として宮崎県ユニセフ協会の事務局長より、2月からの活動報告と、学生ボランティア 「ひなたカレッジ」の代表2名による活動報告を行いました。

会議では皆様から貴重なご意見・ご助言をいただきました。役員の皆様にはお忙しいなかお時間を作っていただきまして誠にありがとうございました。

ボランティア応援フェスティバルに参加しました!

◇ 日 時  2023年9月2日(土)

◇ 場 所  宮崎市民文化ホール・総合福祉保健センター

       

本協会の学生ボランティア「ひなたカレッジ」のメンバーが参加しました。前日までの準備から当日の運営までメンバーが積極的に取り組みました。

会場には2021年のひなたカレッジ活動開始以来の経過を時系列で紹介したり、メンバーインタビューを写真入りで分かりやすく紹介していました。

当日は体験ブースで、子どもたちと魚釣りゲームや折り紙をして一緒に楽しむブースや子どもたちや来場者にみんなの夢を考えてもらうブースを設けて、ひなたカレッジと触れ合う時間を作りました。また、ひなたカレッジへのメンバー募集のチラシを配ったり会場への案内を行っていました。会場ではメンバーがこれまでユニセフで活動してきたことを熱心に紹介していました。

ひなたカレッジは現在29人で活動しています。今回のフェスティバルでは体験で参加してくれた学生もおり、これからますますメンバーが増えることを期待しています。

ユニセフパネル展「ウクライナ危機から1年~紛争下の子どもを支えるユニセフの緊急支援」

◇ 日 時   2023年9月5日(火)~9月22日(金)

◇ 場 所   宮崎太陽銀行本店ギャラリー

ウクライナで紛争が激化してから500日が過ぎました。恐怖や危険と隣り合わせの500日間、子どもたちは自宅、学校、保健医療、安全な水さえも失い、避難生活を余儀なくされました。シェルターが遊び場になり、地下鉄駅のベンチがベッドの代わりになり、学校のチャイムの代わりに空襲警報が聞こえるようになりました。

ウクライナの子どもたちは子どもらしくいられる日を奪われたのです。

ユニセフはウクライナの子どもたちへの緊急人道支援として医療ケア、予防接種、栄養、教育、水と衛生、心理社会的支援などを提供しています。

パネル展では、爆撃にさらされながらも平和を願い続けた子どもたちの様子を「奪われたもの」というタイトルでギャラリー左側エレベーター横に提示しておりますので、そちらも合わせて是非ご覧ください。

ウクライナ紛争、トルコ・シリア自然災害緊急募金を実施しました!!

◇ 日 時  2023年8月19日(土)20日(日)

◇ 場 所  宮交シティー2階 エスカレーター横

2022年2月、ロシアによるウクライナ侵攻から1年半、トルコ・シリアを襲った大地震から半年過ぎました。紛争や地震による被害はますます深刻化する一方です。事態は長期化し、以前にも増して子どもたちの命と健康が脅かされ、危機的な状況が続いています。

そこで、最も支援を必要としているこどもたちとその家族を支援するため、募金活動をしました。今回は日本ボーイスカウト宮崎連盟の皆さんにもご協力をいただき、呼びかけを行っていただきました。

     宮崎ボーイスカウト第15団

大学生のボランティアグループひなたカレッジのメンバーも2日間募金活動に参加しました。宮交シティーでの買い物中の多くの方々が足を止めて募金に協力してくださいました。

ひなたカレッジのメンバーの宮崎大学工学部1年の古屋志幸さんは宮崎日日新聞社の取材に、「募金することが世界の現状に目を向けるきっかけになるといいです。」と答えていました。

8月19日、20日の2日間で総額100,221円のご協力をいただきました。この募金はユニセフ本部を通して、ウクライナ、トルコ・シリアの現地事務所に送られ、被害にあった子どもたちのために活用させていただきます。

  池ノ上新会長との交流会

 2023年4月、宮崎県ユニセフ協会の新会長に池ノ上 克氏が就任されました。

 そこで、7月23日(日)に新会長と運営委員、学生ボランティア「ひなたカレッジ」との交流会を実施しました。

 交流会ではひなたカレッジのメンバーを中心に4つのグループに分かれて会食をしながら交流を深めました。

 ひなたカレッジのメンバーは会長とお会いするのは初めてでしたので、最初は少し緊張していましたが、会長の笑顔と優しい語りかけで緊張もほぐれ和やかなムードで進みました。

 会長からは、ユニセフ協会のボランティアをしようと思ったきっかけやインターナショナルフェスタでの出展、ウクライナ支援やトルコ・シリア支援の募金活動、宮崎県ユニセフ協会20周年記念事業のラブウォークなどの活動の感想について質問されましたが、メンバーはそれぞれ自分たちの思いを熱心に語っていました。

 池ノ上会長はこれまで長年周産期医療の分野に携わってこられ、また2年前まで宮崎大学の学長として務められました。その豊富な経験をもとに、これからの日本や世界の子どもたちの出生に関わることや子どもたちを取り巻く状況など、いろいろな角度からグローバルにものごとを捉えて挑戦していくことの大切さを話していただきました。

 また、宮崎県ユニセフ協会として、世界の子どもたちを救うために何ができるかを運営委員とひなたカレッジとともに考え、いろいろな機関と協力しあいながらさらに積極的に活動していくことなど、今後の協会の方向性について示唆していただく有意義な交流会となりました。

 ユニセフパネル展

◇ テーマ「 子どもの権利とSDGs 」

◇日 時:6月28日(水)~7月10日(月)

◇場 所 宮崎市立図書館2階

みなさん「子どもの権利」って知っていますか?

「子どもの権利条約」は1989年に国連総会で採択されました。

子どもの権利は大きく4つに分けられます。

〇 生きる権利

〇 参加する権利

〇 育つ権利

〇 守られる権利

パネル展ではこれらの条約について、具体的な例やイラストで分かりやすく説明しています。

また、世界の子どもたちが直面している様々な課題はSDGsと大きくつながっています。どのようにつながっているか、パネル展を見ながら一緒に考えてみませんか?

約3年間のコロナ禍を経て、世界の子ども達はますます厳しい状況に置かれています。世界の10歳児のうち、簡単な文章を読んで理解できるのは、わずか3分の1にすぎないのです。

ユニセフでは、「あたりまえにあるべき権利をこどもたちへ」を目標に、だれも置き去りにしない支援を続けています。

ぜひ、パネル展を見に来てください。

防災の日フェアに参加しました

 【日 時】5月28日(日)10:00~16:00

 【会 場】イオンモール宮崎    

 【主 催】宮崎県危機管理課 

 【テーマ】「災害時に子どもにやさしい空間を」

                

毎年5月第4日曜日は「宮崎県防災の日」です。宮崎県も毎年のように大雨や台風等による自然災害が発生していることから、梅雨入り前の5月の第4日曜日は「宮崎県防災の日」と定められました。
イオンモール宮崎で、風水害に対する備えを中心に親子で楽しみながら防災を学べるイベントが開催されました。

前日の強風で開催が心配されましたが、小雨の中スタート。多くの人に見て、聞いて、体験して、防災に触れていただいたひと時でした。

宮崎県ユニセフ協会のブースでは

SDGsのルーレットを回して、止まったところの折り紙作りを一緒におりました。そして、その折り紙から世界の子どもたちに関するお話を聞いてもらいました。

子どもにやさしい空間とは

「子どもにやさしい空間」とは、災害や事故などの緊急事態において、避難した先で子どもたちが安心して、安全に過ごす事ができる場を指します。

ユニセフが、世界中で発生する自然災害や武力紛争の現場で設置する「子どもにやさしい空間」では、一瞬にして日常を奪われ、過酷な状況に置かれた子どもたちに、“遊び”などの日常のリズムを取り戻す機会を提供し、心のケアを図ります。ここでは、子どもたちに遊びや学びの場を作るほか、心や体の健康を支えるための多様な活動や情報も提供しています。

「みやざきインターナショナルフェスタ ワールドテラス2023 in 公立大学」のワールドコネクトブースに出展しました

◇テーマ【ダイバーシティ&インクルージョン】

◇日時:5月21日(日)11:00~16:00

◇主催:一般社団法人宮崎青年会議所

◇場所:宮崎公立大学

世界各国の文化を体験できるブースが並びました。

ユニセフブースでは、ひなたカレッジメンバーが企画した“Let’s think about SDGs and fold the Origami relate to it together.”SDGsを考えよう!をテーマに、ルーレットを回して、止まったところのターゲットに関する折り紙を一緒に折りました。またクイズやゲームを通してSDGsについて考え、知識を深めたひとときでした。

宮崎県のシンボルキャラクターかぁ君とひぃ君もブースに来場、ゲームに挑戦!盛り上がりました。

万国旗が頭上をたなびく中、宮崎に暮らす様々な方との交流を楽しみました。

エフエムのべおか「ココカラSDGs」に

相田広報部長がゲスト出演

 

 

 第26回「世界中の子どもたちの命と健康を守るために」

相田広報部長から宮崎県ユニセフ協会の活動についてお話ししました。

〈相田〉設立から現在までの流れと、ここ2年間のひなたカレッジのSNSを活用した活動について・・・

〈難波〉今の若者は学校でSDGsを学び、世界と自分たちの距離感が縮まっています。「自分にもできることがあるんだ」と、それぞれが自分事として捉えていることが関係しているように思います。

〈相田〉4月の今山大師でも、延岡工業高校と延岡星雲高校のボランティア部の皆さんが、街頭で募金の呼びかけを頑張ってくれました。若者の活動は大変うれしいです。

SDGsの進捗状況について

〈難波〉国連が毎年発表するSDGsの進捗状況「SDGsレポート」によるとコロナ禍によって目標1も4年分以上の前進が帳消しに、また世界中の学習の危機が深刻化して、必要なペースから60年以上遅れてしまっている状況にあるそうです。

この厳しい状況をどう受け止めていますか

〈相田〉この3年間活動はかなり制限され、ブレーキがかかりましたが、今最も脆弱で、最も不利な立場に置かれた子どもたちが、最も必要としているものを届ける活動を続けています。例えば年間3000人の子どもたちが失明しているミャンマーへはビタミンA錠剤を、トルコ・シリアへは、屋外テント・学用品・暖房器具・衣類などを届けています。エチオピアの高原地帯へは、きれいな水を送るだけでなく、機材を提供して井戸を掘る技術を提供しています。

〈難波〉気候変動を起こしているのは私たちで、苦しんでいるのは途上国の人たちです。SDGsを知ることで自分自身と関連があることが分かり、何かに取り組むことで未来を創るきっかけになります。

〈相田〉自分たちの世代から次の世代に美しい地球を手渡すという意味では、自分事と考えて何かをしなければならなりません。

最後に

〈相田〉私たちは現在、青く素晴らしい地球を無責任に汚している状態です。もう一度みんなで立ち止まり、改めてSDGsとは何なのかを考えて、私たちができるところからやっていきたいと思います。

〈難波〉私がSDGs啓発を始めたきっかけは「愛は地球を救う」というテレビ番組でした。その時同じ地球でこんなに格差があることに愕然としました。それから30年、一つも良くなっていない、もっと悪くなっている。と気づきましたが、相田さんのお話を聞いて希望が見えました。一人一人が自分事として捉え、若い人たちが光になってくれています。私たち大人も頑張らなければいけないと思います。