1月26日(金)、宮崎駅前の向洋学園高等専修学校に今年初めてのユニセフ出前授業に行ってきました。ここは15歳から18歳までの学生が対象ということで、日頃小学生を対象にすることが多い私たちユニセフのスタッフは、とても緊張して、張り切って準備をし、出かけました。

こんな立派な看板も用意してくださって。

ユニセフは困難な状況にある子どもたちを支援する国連の組織です。さて、困難な状況にある、ユニセフの支援を受けている国はどんな国だと思いますか?

中国、インド、ブラジル、サウジアラビアなどについてクイズ形式で聞いてみました。なんと全問正解が、いました。すごーい!

それから、みんなで「ユニセフ手帳」の地図を見ながら、アジアの中でユニセフの支援を受けていない国(地域)をチェックしていきました。韓国、台湾、シンガポール、もう一つ、、、「ブルネイ」すごい、ブルネイを知っている人がいました。ブルネイという国を知っている人はめったにいなくて、今日もとても感激しました。

ブルネイは王国で、石油が出るのでお金持ちなのです。教育費も医療費も無料だそうです。

それからいつものように、ユニセフが実際の支援の現場で使っている支援物資の紹介をしました。

蚊帳を見せたときに「網!」と答えてくれました。現代の子どもたちには蚊帳は遠い存在です。でも、途上国の人達にとっては命を守る大切な蚊帳です。マラリアを予防するためにユニセフが配っています。右の箱は、ワクチンを冷たく保存しておく保冷箱です。途上国は暑いところが多いので、ワクチンはこの箱に入れて運びます。

さて、DVD[ユニセフと地球のともだち」でユニセフの活動を視聴した後は、今日のチャレンジングプログラムです。  「SDGsって聞いたことがありますか?」

東京や宮崎のユニセフでも何回か研修をして、これからはいろいろな機会にSDGsを広めていきたいと話していますが、やはり難しくて、時間も必要ですし、なかなか手を付けられなかったのです。今回、高学年の学生が対象ということで、このSDGsの授業に取り組むことができました。

Sustainable(持続可能な)Development(開発)Goals(目標)

地球を壊してしまわないで、持続させながら、経済活動を発達させながらやっていける目標。

「将来の世代の欲求を満たしつつ、現代の欲求も満足させるような開発」のこと。

国連では今、地球が危機的な状況にあると考え、解決するための目標を17に絞りました。私たち個人個人でできることもあります。自治体レベルや、国レベルでやってもらわないとできないこともあります。でも、例えば戦争にしても、私たちが周りの人を差別せずに、相手を認める生き方を学び、訓練していけば、避けられると思うのです。それしかないでしょう。

今回は学生の皆さんに、自分が今問題だと思うことを、ポストイット(付箋)に書いてもらいました。

それぞれ書かれた課題は、17の目標のうちどのジャンルに分けられるでしょうか。先生方も授業に参加してくださって、白板はにぎやかになりました。実際には17のジャンルに分けるのが難しいものが多いのですが、今回はこの17の目標SDGsをしっかり学習した!ということが何といっても素晴らしい(手前みそ!)学習だったと思います。

それから「ユニセフ手帳」の最後のページにいきました。「それでは自分に何ができるの?」

募金をすることも大事ですが、まず、今日学んだことを周りの人に伝えること、これをぜひ皆さん心にとめておいてください。そして、これからSDGsの表を目にする機会が多くなると思いますが、ちょっとだけ先に勉強したぞと、少し自慢ができると思います。そして何よりも、地球を持続させていくために自分にできることを少しでも頑張りましょう。

最後に学生の代表が感想を述べ、挨拶をしてくれました。

「ワクチンで命が助かる子どもたちがいると知ってはいましたが、それがユニセフの活動だと今日知りました。」「今日は帰ってから、今日学んだことを周りの人に伝えたいと思います。」

私たちの気持ちをしっかり受け止めてくれた素晴らしい感想でした。ありがとうございました。

ユニセフの活動のことを知ってもらうのが私たち宮崎県ユニセフ協会の活動の一つです。今日はこのような機会を与えてくださった向洋学園の皆様に心より感謝申し上げます。