9月20日(日)今年もテントを一張りお借りして、「みやざき国際フェスティバル」に参加しました。
今年は秋の訪れが早く、9月といえば宮崎ではいつもならまだ残暑が厳しい頃なのに、今年はもうすでに初秋の気配です。
場所は、駅の東側、中央公園の芝生広場です。大きな木の下には大きな影ができて、そこにテーブルと椅子が並べられ、まさに「ヒロ ヤマガタ」の世界でした。
宮崎県ユニセフ協会では、「ポリオを克服したインドの記録」写真のパネル展示と、ユニセフ支援グッズの展示、「ユニセフクイズ」で参加しました。
パネル展示と支援グッズ、ユニセフクイズの設営をしたテントです。
インドはポリオ克服が大変難しいと考えられたくにでした。しかし、国を挙げて大変な努力をして、発症者ゼロにこぎつけたのです。
自治体の職員、ヘルスワーカー、子どもたちも参加させながらの一大キャンペーンが繰り広げられました。
これはその時の記録写真です。ユニセフの報道写真はかわいそうな子供の写真が多いのですが、今回はなんだか勇気をもらえそうな写真です。
日本ユニセフ協会のHPに載っていた写真を1枚だけ紹介します。
「ポリオワクチンの重要性を訴えて回る生徒たち」
宮崎ユニセフ協会では、チラシを作って、インドでポリオ発症者がなくなったことを知らせながら、テントに展示した写真パネルを見ていただくように声掛けをしました。
ほとんどの人が一様に驚いていました。世界でまだポリをを克服できていない国は、パキスタンとアフガニスタンとナイジェリアの3国だけです。
ユニセフ支援グッズは、蚊帳(マラリアを防ぐ)、赤ちゃんの体重計、薬を運ぶ保冷ボックス、経口補水液、学用品バッグ(東北大震災の時にも、学用品を亡くした子供にいち早く配られました。)などを展示しました。一番人気はやはり蚊帳です。私たち高齢者にとっては昔懐かしい蚊帳ですが、熱帯地方の人たちにとっては、命を守ってくれる蚊帳です。(ユニセフ支援グッズとは、たとえば4400円寄付をすると、蚊帳10張りが支援の品として、途上国の子どもたちに送られるシステムです。)
DSC_0012
クイズもご覧のようにとても盛況でした。
例:☆ユニセフの本部は?
・東京 ・ニューヨーク ・ジュネーヴ
(意外とジュネーヴと思っている人が多いです。)
☆5歳未満で亡くなる子どもは?(世界で1年間に)
・600万人(5.4秒に一人というと、皆実感!)
☆インドの人口は12億5000万人。これは
・世界一 ・世界で2番 ・3番 (1番は中国です)
今回は外国人もたくさん参加されるという予想で、英語バージョンも用意しました。
外国の方はみな陽気で楽しい話をたくさん聞くことができました。
「ユニセフの会員ですよ。」という方とか、
「30年位前、宮崎の仕事でたくさんお金が入ったとき、ユニセフにたくさん寄付しました。応援してます!」など。
親子でクイズに挑戦してくださった中で、「お母さん、募金もしてよ!」と子どもから声がかかり、親子で募金をしてくださった方も何組かいらっしゃいました。
感激です。(ユニセフ学校募金は子どもたちにも浸透してます!)
お隣のブースではネパールからの専門学校生が、「ネパール地震の募金を有難う」というメッセージを出していました。
宮崎県ユニセフ協会では、10月24日に宮交シティで「ネパール大地震募金活動」を予定しています。ネパールの留学生にも声を掛けました。彼らが参加してくれると迫力が出ます。待ってますよ!We’ll be waiting for you.
ネパールの方は、クイズに答えた後で、記念撮影。
まだこのフェスティバルに来たことがないという方のために。
この写真で、グローバルな雰囲気が伝わるでしょう?ネパール、ドイツ、エジプト、アフガニスタン、オーストラリア。
宮崎にもこんなにいろいろな外国の人が住んでいるのですね。
フェイスペインティングもあって、楽しそう。私もやりたいです。
来年はもっとたくさんの方が来られますように。
トイプードルもフェスティバルに参加しました。
「楽しいワン!」