ユニセフ出前授業 宮崎商業高校

7月7日 宮崎商業高校 国際経済科2年生の皆さんにユニセフの出前授業を聞いて頂きました。

今回は宮崎県ユニセフ協会としては初の試みの、「英語で出前授業!」 にトライしました。

この日のこの時間は本来英語の時間でしたが、その1時間をユニセフの出前授業に提供してくださったこと、そして何より国際経済科の生徒さんが英語に大変興味を持たれているということで、英語で出前授業をすることになりました。

DSCN1442

幸いにも、我が協会の事務局長は元高校英語教師であり、英語で授業をすることには何の抵抗もありませんでした。

DSCN1437DSCN1445

What is UNICEF?  ユニセフってなあに?

UNICEFの  UNはUnited Nations  IはInternational CはChildren’s EはEmergency FはFund 「国連国際児童緊急基金」 と説明

ユニセフが1946年に設立されたこと、その目的やどのような活動をしているかを話しました。

英語での授業にみんな興味津々で耳を傾けていました。

 

いつものようにユニセフ手帳の世界地図を見ながら、青く塗ってある国と白い国の違いは何だろう? まだまだ世界には貧しくてユニセフの支援を受けている国がたくさんあるんだね。

そのあと英語版のDVD”UNICEF and Children around the World”を見るための英単語のレクチャーがあり、ユニセフのサポーティンググッズを見せながらの説明がありました。

DSCN1441

ユニセフの支援グッズの説明は事務局スタッフのKさんが、日頃から勉強している英語で、”Show and Tell”。 前の晩一生懸命覚えました。

DVDの英語版は、実は今年の5月に出来たばかりの brand-new!  本県初卸しでした。 皆さん一生懸命、見てくれました。

DSCN1450     DSCN1453

英語でのユニセフ出前授業、ご要望の方は受け付けま~す。

本日のカメラマンは当協会運営委員のKKさんでした。

ユニセフ×JICA ”アフリカを知ろう” パネル展 終わる 

              

7月3日(日)宮交シティ アポロの泉において ”アフリカを知ろう” パネル展開催されました。

これは毎年、JICAとコラボで、アフリカのことを少しでも知り、又考えてもらいたいという思いで開催されるものです。

当日は日曜日だということもあって、会場は多くの人でにぎわいました。

DSC_0693

今年のパネルは昨年と同じ「南スーダン」でした。

兵士として働かされてきた子どもたちを、ユニセフは「子どもにやさしい空間」を作って受け入れ、社会復帰ができるように活動を進めています。

今、世界中で紛争や自然災害で家や家族を失った子どもたちが増え、その子供たちのために「子どもにやさしい空間」を作ることがUNICEFの大きな仕事になっています。

m-7

熱心にパネルに見入っているお客さん。

会場にはパネルのほかに、・ユニセフクイズ、・JICAクイズ、・民族衣装を着よう、・JICA隊員にメッセージを送ろう の4つのコーナーを設け、スタンプがたまったら景品がもらえるというスタンプラリーをしました。

中でも、”民族衣装を着よう”のコーナーは人気でした。

m-3

m-12     これはカンガというアフリカの民族衣装で、160cm×100cmの一枚の布をいろいろなスタイルに巻きつけて装います。

ステージにはアフリカ各国の民族衣装も展示されました

アフリカの民族衣装は大きくてなかなか着用しづらいものがありましたが、カンガは手軽で、

体に巻きつけたり、首に巻きつけてみたりして、アフリカの気分を少しだけ味わいました。m-16 m-17

m-19-2

アフリカに関するユニセフクイズのコーナーでは、高校生が手伝ってくれました。右上に見えるのが工業高校の生徒たちです。

1時からは現在、宮崎大学で勉強しているアフリカからの留学生2人を迎えて、にステージの上で、インタビュートークをしました。

右側はタンザニアから宮崎大学教育学部に留学しているフランセスさん、左側はルワンダから宮崎大学工学部に留学しているプリンスさんです。m-25

二人とも去年の9月に日本に来たそうです。「日本に来て改めて知った自分の国の良さとかありますか?」という質問に対して、二人とも「自分の国では人々がいつもつながっていて、おしゃべりをしたり、ダンスをして、それがとても楽しかった。コミュニティのつながりが強かった。でも日本では、人々があまり繋がりたがらない、個人主義が強いのかな。」というようなことを言ってました。タンザニアのフランセスさんは「宮崎に来て海というものを初めて見た。時間があるときは青島に行って海を眺めているのが好き。」と言ってました。海に囲まれている私たち、ありがたみを再認識しないといけないかも。ルワンダのプリンス君には、「日本の学生たちがあまり広い視野でものごとを考えていない」という、ちょっと残念な印象もあったようです。

最後に日本の学生たちに伝えたいメッセージは?と尋ねると、「好むと好まざるとにかかわらず、世界はグローバル化していくのだから、もっと外に目を向けて、自分のことを外に伝える、外のことを内に取り入れる、そんな姿勢で自分たちの将来を考えていってほしい」と素晴らしい提言をいただきました。

同時に宮交シティ館内では

宮崎県立農業高校の学生たちが、ボランティアで募金活動をしてくれました。

m-32

「世界の恵まれない子どもたちのために募金をお願いしまーす!」

m-38

初めての募金は少し恥ずかしい?

この日は7月初めての日曜日でした。日もよく、高校生の声も元気があって、本当に多くの方に募金のご協力を頂きました。

この日に寄せられた募金は、さっそく郵便局から日本ユニセフ協会へ払い込まれました。ご協力いただいた皆様、本当にありがとうございました。

m-6    私たちの知らない土地で暮らしている知らない人々、でも私たちは同じ地球という星に生まれました。

日本の国内でもいろいろ大変なことが起こるこの頃ですが、それでも世界を見回せばまだまだ平和を享受している私たちです。でもこの平和は永遠に保証されたものではありません。みんなで地球のことを考えていきたいと考えます。このイベントが、今までよりもさらに世界に目を向けてみる良い機会になったのであればとてもうれしいです。

これからもユニセフの活動にご理解とご協力をお願いいたします。