2月26日(月) 宮崎大学教育学部附属中学校E級で出前授業をしました。
今回は、シリアの子どもたちが洞窟で授業を受けている写真から始まりました。「シリアの子どもたちはどうしてこんなところで勉強しているのでしょう?」
「世界にはいろんな子どもたちがいます。今日は世界の子どもたちの様子を映像で見てみましょう。」
といって、いつものように、ユニセフ手帳の世界地図を広げ、ユニセフの支援を受けているところと、受けていないところを確認しました。
そのあと、ユニセフ支援物資を見てもらいました。
これは、ワクチンの保冷箱です。気候の熱い途上国にワクチンを運ぶためにはこれがなくてはなりません。ワクチンは熱に弱いのです。
次は蚊帳体験。いつもこの体験は人気があって、みんな喜んで蚊帳の中に入ってみました。
スクールバッグも背負ってみました。これは東日本大震災の時、日本ユニセフ協会が東北の子どもたちに送りました。
この後、DVD「ユニセフと地球のともだち」を見ました。「皆さん! DVDの中で、これらの支援物資が出てきたら手を挙げてくださいね!」
地球を守るための17の目標「SDGs」の話をしました。中学校では初めての試みです。
私たちにできることは何でしょう。ごみの分別、ともだちを差別せずに仲良くする。花や野菜を育てる。世界中の人がこの目標に向かって頑張れば、きっと地球を守れます。皆さん熱心に聞いてくれました。
毎年、この学校のE級の皆さんから、とてもありがたい寄付をいただいています。今日の寄付はユニセフから、世界の恵まれない子どもたちに届けられます。
皆さん、熱心に授業を聞いて下さってありがとうございました。そしてご寄付に感謝いたします。