ユニセフ出前授業 宮崎学園高等学校 2016.12.7

12月7日(水) 宮崎学園高等学校に於いて、ボランティア部の生徒を対象に、4:00P.M.より50分の時間を頂き、出前授業をさせていただきました。

いつものようにユニセフ手帳の世界地図の説明から。「アジアでユニセフの支援を受けていない国・地域は、、、」

「ブルネイという国は石油が出るので、税金もいらない豊かな国なのです。」

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そしてDVD「ユニセフと地球の友達」を見る前に、その中に出てくる「ユニセフ支援グッズ」の説明をしました。

暑い地域で、マラリア予防のために実際に使われている蚊帳を広げて、こんなものなんだ! と勉強になりました。

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次は体重計。赤ちゃんは体重が増えているかどうかが、成長のバロメーターです。25Kgまで計れると聞いて、「結構大きい子どもまで計れるんだね。」という感想。

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栄養不良の子どもにあげるプランピーナッツや、ワクチンのクーラーボックススクールバッグもみんなに見てもらいました。

「DVDに出てくるので、見逃さないでね」

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DVDをみんな真剣に見てくれました。

そして次はワークショップ 「世界の富の分配」

「世界がもしも100人の村だったら」をもとにして、クラス35人を1人が富裕層、16人が中間層、18人が貧困層というように、少し無理のある分け方ですが大体の感じをわかってもらうように分けました。

2リットルのウーロン茶を富裕層1人に0.8ℓ  中間層16人に1.18ℓ  貧困層18人に0.02ℓ づつ分けます。

そしてさらに全員の紙コップにそれぞれの階層で一人一人に分けてもらいました。もちろん富裕層の1人は紙コップに入り切れるはずもありません。それに比べて貧困層の18人のコップの中にはほんの一滴と言ってよいほどのお茶しかありませんでした。

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みんなこれをやってみて「貧富の差」を実感してくれたでしょうか?どうして世界に歯貧富の差があるのでしょうか。貧富の差をなくすためにはどうしたらいいのでしょうか。

DVDで見た世界の貧しさは、私たちの豊かで平和な生活と無縁ではない、繋がっているのだよということを、伝えたかったのですが、私たちももっと勉強して、ユニセフの活動をおしらせできるように努めます。

今日は、おうちに帰ってご家族の皆さんとこのことについて少しでも語り合ってくれたら良いな・・・と思っています。

宮崎学園高等学校の生徒の皆さん、出前授業をしっかり受講して下さって、ありがとうございました!