「子どもの権利を考える」シンポジウム

日  時:2012.11.11(土) 13:30~16:00  会  場:宮崎公立大学103大講義室
基調講演:森野さかな氏   絵本作家
カンベンガ・マリールイズ氏 「ルワンダの教育を考える会」理事長

森野さかな氏
森野さかな氏

幼い時に突然母親を失い、しばらく辛い状況にあったがその後祖父母の元で近所の人たちを含む沢山の愛情の中で育った。
「愛された」という記憶は人生の大きな力になる。自分も今誰かのためになりたいと絵本を書いている.
視野はグローバルに行動はローカルに、人はどこにいても自分にしかできないことをすることに価値がある。それが世界平和に繋がるとの思いが強い。

カンベルガ・マリールイズ氏
カンベルガ・マリールイズ氏

ルワンダ内戦・虐殺、難民キャンプ生活の経験より、今から感じて欲しいのは「命の大切さ」「命を救うのは人間の奥底にある優しさ」だということ。
また、自分を生かすのは「学んだこと=教育」との体験から、
子どもたちに教育をとルワンダに学校を作る活動をしている。
モットーは『自分の人生の主役は自分である、誰かを待たない。
自分で出来ることを自分でする』

パネルディスカッション
パネルディスカッション

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シンポジウムでは、参加者も一緒に、愛の反対は無関心、相手に寄り添い、声を掛け合う優しい社会を目指したいと、意見交換を行いました。
参加者が少なく残念でしたが、参加者の一人一人が受け取った想いを持ち帰り 周りの人に伝えていきたいと話し合い、大切な時間を共有しました。