7月2日(火) 都農中学校 全校生徒に出前授業をしてきました。
この日は、「いのちの講演」ということで、ユニセフに出前授業の要請がありました。
生徒に命の大切さを考えてもらおうと、いつもの出前授業とは一味違った教案を作りました。
まずは「ユニセフってなあに?」から説明し、世界地図を使って世界に目を向けてもらいました。 5歳未満の子どもの死亡率が1年に540万人だということ、これは6秒間で1つの大切な命が失われて行っているということです。
地図の中の濃い色で塗られているところは、とても困難な状況に置かれている国です。ユニセフはこのような国を支援しています。
次に「長谷部大使のエチオピアワクチンの旅」のDVDを視聴しました。
みんなが募金してくれたお金で買ったワクチンが、エチオピアでどんなふうに子どもたちに届けられているのか観てもらいました。
次はDVD「教育をあきらめない」の視聴。 ロヒンギャ難民キャンプで学校にも行けない少年の話です。
次は「平和」について考えました。
みんなにとって平和とは何だろう? 幸せって感じるときはどんな時?
・毎日学校に来れること。・・・
・毎日ご飯が食べられること。・・・
・おいしいものが食べられるとき。・・・
シリアの子どもたちにとって「平和とは?」
DVD「平和ってなんだ」 を観て途上国の子どもたちにとっての平和とはどんなことなんだろうと考えました。
・「学校までの道が安全なこと」
・「裏庭の木の下でいとこと遊ぶこと」
最後に「ユニセフ手帳」を使ってまとめにはいり、
「私たちにできること」を読み上げました。100円の募金がどんなふうに途上国の人々の援助になるか。
そして最後に「100円の旅」という短いDVDを視聴しました。
最後の最後に皆さんにお願いしたいこと。それは「今日勉強したことを周りの人に伝える。」ということです。
最後に生徒代表からお礼の言葉と、花束をいただきました。
こちらこそ、ユニセフ授業をしっかり聞いてくださってありがとうございました。