ネパール大地震 緊急募金のお願い

ネパール大地震緊急募金

2015年4月25日、午前11時56分、ネパールの首都カトマンズを、マグニチュード7.8の地震が直撃。大型地震と、その後も断続的に続く余震は、8000人近くの死者を出し、広範囲にわたって建物が倒壊するなど、ネパールに多大な被害をもたらしています。っ人々のおよそ半分が18歳未満の子どものネパールでは、深刻な被害と子どもたちへの影響が心配されています。(2015年5月6日時点)

ユニセフは、緊急支援活動に必要な、今後3か月分の資金として、総額5035万ドル(約60億円)の支援を国際社会に呼びかけています。ネパール大地震の被害を受けた子供たちを支援するための「ネパール大地震緊急募金」のご寄付にご協力ください。

現地事務所より 日本の皆様へ

日本のみなさま。 ユニセフ・ネパール事務所代表の穂積智夫です。


ネパールは、4月25日に発生した大地震で、甚大な被害を受けました。被災した各地で電気や通信、交通網が遮断され、その全容はまだ明らかになっていませんが、かなりの範囲にのぼることが想定されます。
多くの子どもたちの平和な日常が一瞬のうちに奪われました。子どもたちの命を守るために、安全な飲み水やテント、衛生環境の確保などの支援が一刻を争う状況です。
多くの場所で安全な飲み水が確保できない状況の中、水を媒介にする病気が、子どもたちの最大の脅威です。被災された多くの方々は、今はとにかく、日差しや雨を避けることだけで精一杯の状況です。私たちは、今後、日を追うにつれ支援の必要性が拡大するとみています。
ネパールの子どもたちは、大地震が起こる前から、健康や栄養面で様々な困難に直面していました。災害への備えも十分ではない中で発生した大地震は、その困難をさらに増幅させました。
約170万人の子どもたちが、今、支援を必要しています。私がフィリピンでユニセフの代表をしていた一昨年の11月、超大型の台風がフィリピン中部を襲いました。未曽有の被害をもたらしましたが、日本をはじめ世界中から大変大きな支援が寄せられました。
お陰様で、私たちも、フィリピンの子どもたちに、多くの支援を届けることができました。
ユニセフ・ネパール事務所のスタッフ自身も被災者です。でも、地震発生以降、みんな不眠不休でがんばってくれています。ぜひ、日本のみなさまのお力添えをお願いいたします。

ユニセフ『ネパール大地震緊急募金』

 インターネット(クレジットカード)による募金
日本ユニセフ協会ホームページ:www.unicef.or.jp にて受付中

 郵便局(ゆうちょ銀行)募金口座への振込
振替口座:00190-5-31000
口座名義:公益財団法人 日本ユニセフ協会
*通信欄に「ネパール」・K1-450 と明記願います。
*送金手数料は免除 されます。
*期間:2015年4月27日(月)~ 2015年10月26日(月)
*コンビニATMや他行からの振込み手数料等については対象外となります。

 募金に関する一般お問い合わせ
フリーダイアル 0120-88-1052(平日9時~18時)

公益財団法人 日本ユニセフ協会への寄付金には、特定公益増進法人への寄付として、所得税、相続税、法人税の税制上の優遇措置があります。また一部の自治体では、個人住民税の寄付金控除の対象となります。