2月29日(月)宮崎大学附属中学校E級の皆さんに「ユニセフ出前授業」を聞いていただきました。
附属中学校E級は毎年呼んでくださいます、いわばお得意様です。
今年は、昨年までの担当の先生が、新しい女性の先生に代わっていました。
いつものように、「ユニセフ手帳」の世界地図を見ながら、青い色の国と白い色の国の違いを学びました。
それからDVD「ユニセフと地球のともだち」を見て、世界の子どもたちがどんなことで困っているのか、そこで、ユニセフの人たちはどんな活動をしているのか、勉強しました。
DVDを見終わったら、今度は「ユニセフ手帳」を折って、手帳を作ります。
これは大人でも楽しい作業です。
手帳が出来たら、初めからユニセフの活動をおさらいをします。
ユニセフは発展途上国で、病気になった人を助けたり、病気にならないように、下の写真のような蚊帳を配ったりしています。
蚊帳に入る「蚊帳体験」はどの学校に行っても人気です。
その他、家の近くに井戸の無い村では、子どもたちが遠くの川まで水を汲みに行かなくてはなりません。そのため何時間も取られて学校に行く時間がなくなるのです。ユニセフではどの子どもも学校に行けるように取り組んでいます。
机の上にあるのは、子どもたちが小脇に抱えて、水を運ぶ「水瓶」です。水がいっぱい入ると15キロになります。
その他、汚い水を飲んで下痢になり、脱水症状を起こした子どもたちに飲ませる「経口補水液」を紹介しました。これはポカリスエットのようなものです。
栄養失調で毎年なくなる5歳未満の子どもは約300万人。これは亡くなる子どもの約半数です。
栄養失調の子どもたちに与える「プランピーナッツ」という総合栄養補助食品も紹介しましたが、最近の都会の子どもたちはアレルギーを持っている子どもが多いので、
試食はしませんでしたが、私がこっそり食べてみたら、まさに「ピーナツバター」でした。栄養がたっぷりの感じです。
最後に、附属中学校E級からは、毎年ユニセフに寄付を頂きます。生徒の皆さんが作業をしたりものつくりをして得た益金です。
皆さん、本当にありがとうございました。さっそく日本ユニセフ協会へ送らせていただきました。そこから、ニューヨークの国連・ユニセフへ送られ、世界の恵まれない子どもたちのために使われます。
私たちは町でいろいろなイベントや街頭募金で立っていることがあります。このブルーのジャンパーを見かけたら声を掛けてくださいね。
またお会いしましょう。