出前授業       宮崎大学 附属中学校E級

         2月28日(金)

今年初めての出前授業をしました。

日本全国、いや世界中が新型コロナウィルス肺炎の感染におびえている中、前日の27日にはついに政府からの全国小、中、高等学校一斉休校の要請がでました。

そんな状況下で私たちの出前授業はどうなるか懸念されましたが、当日の問い合わせに学校側から、予定通り行うというお返事をいただき、出かけていきました。

この日はいつもの授業で使う「ユニセフ手帳」の代わりに「ユニセフリーフレット」を配りました。

「この地図は、いつもみんなが使っている世界地図とちょっと配置が違うでしょ。アフリカが真ん中に書いてありますね。」

「赤く塗ってあるところが、5歳未満児死亡率がとても高いところなんですよ。」

ユニセフが困難な状況にある国の子どもたちにどんなことを支援しているのかをDVDを視聴しながらお話ししました。

長谷部大使のエチオピアワクチンの旅のDVDを観ているところです
水がめに少し水をいれて教室の中を歩いてもらいました。
「バングラディシュやネパールの子どもたちは、遠くまでこれに水をいっぱい入れて運んでいるのですよ。」                                      

そのほかにも実際に使われている支援物資をいくつか紹介しました。

毎年、いただいているユニセフ募金を今年もいただきました。                    

附属中学校のE級の皆さんが作品を作って募金を集めた、貴重なお金です。

「この貴重なお金がどのように使われているか、今日勉強したことを家に帰ったら家族のみんなに話してくださいね。」

まずは知ること、それをみんなに知らせること、そして自分にできることは何だろうと考えることが大切だと思います。

E級の生徒さん、ありがとうございました。