今年で3年目になる都農中学校への出前授業、このコロナ禍でも呼んでいただきました。


63年の歴史を持った校旗
時々、小雨の降る中、スタッフ3人で伺いました。
都農中学校には、とても広く、全校生徒239名が一度に集まっても、蜜を避けられる立派な体育館があります。




前半はユニセフの活動についてのお話。
アフリカには、5歳未満児の死亡率が高い国が多いことをユニセフ世界地図で確認。
子どもの栄養不良改善に向けたユニセフの取り組みを、パワーポイントを使って支援物資を見てもらいながら紹介。

生徒さんたちが真剣にDVDを見てくれました。
後半は、このコロナ禍でのSDGsに沿ったユニセフの活動を紹介。
環境保護や格差の解消といった地球規模の目標を意識してもらい、
自分たちにできることを具体的に考えていただきました。

考えているようでした。
特に、エチオピアの13歳の少女が往復8時間かけて水汲みの仕事をしている話には、皆、感心した様子で聞き入っていました。

都農中の生徒さんをはじめ、若い世代の人たちの中には、『いきがい』を大切にしたり社会貢献に関心がある人が多くいると思います。
そんな人たちにこれからも、世界のこどもたちに目を向けた活動に関わってもらえればと思います。

生徒さんの感想をいくつか紹介します。
・今まで命を大切にしないといけないというのはわかっていたけど、貧しい子どもの命のことをあんまり考えたことがなかったので、深く考えることができてよかったです。(3年生)
・私にもなにか小さいことでもできないかなあと思いました。色々な支援をされていてすごいなあと思いました。(2年生)
・6秒間に1人が世界で亡くなっていると聞いてとても驚きました。そういう子どもたちを助けるために自分たちに何ができるか、考えたいと思いました。又きれいな水を飲めていない子がいることを知って、水があることは当たり前ではないということが分かりました。(1年生)