「活動状況」カテゴリーアーカイブ

ネパール緊急募金

宮崎県ユニセフ協会では、6月6日に宮交シティで「ネパール緊急募金」活動を致しました。(そのご報告はこのHPで)

そして6月一杯、当協会の役員の方(の会社や団体)にお願いし、できるだけ多くの方(社員の方等)にネパールの被災者への募金ご協力をしていただきたいとお願いしたところです。。

その結果、役員の方個人で寄付してくださったり、知人を誘ってくださったり、会社・団体が真正面から取り組んでくださったりと、たくさんの心温まる対応に心より感謝申し上げます。

お預かりした募金は、日本ユニセフ協会へ送金いたしました。そこからネパールのユニセフ事務所に送られて被災者の子どもたちのために、使われることになります。

ご協力いただいた方々、本当にありがとうございました。

写真は、宮崎銀行で募金の贈呈を受けているところです。

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ネパール大地震緊急募金活動をしました

6月6日(土) 宮交シティで「ネパール大地震緊急募金」の活動をしました。

ネパール大地震が起こったのは、4月25日でした。

ネパールでは、少しずつ学校が再開されつつありますが、まだまだ98万人の子どもたちが学校に行けていません。(5月31日)

あれから1か月半ほど過ぎ、「緊急」募金とは言えないようなタイミングになりましたが、

私と同じく、ネパールの皆さんに対して何かしたいと思いながらチャンスがなかったという方がまだたくさんいらっしゃるはずと思い、今回の募金活動を実施しました。

宮交シティの近くの高校ということで、宮崎工業高校と、宮崎農業高校の生徒たちが、募金活動に参加してくれました。

↓アポロの泉は梅雨らしく、傘の花が開いて、ほんわかとした雰囲気でした。

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↓午前中は人通りがいまいちでしたが、声を掛けると、わざわざ引き返して募金箱にお金を入れてくれた若い男の子たち。お年寄りの方も立ち止まってネパールの話をして、財布を開けて募金に協力してくださいました。お母さんやお父さんにお金をもらって恥ずかしそうに駆け寄って、お金を入れてくれた女の子・。

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↓ここは、ATMのある東口です。ATMから出てくるときは、財布を広げて、募金箱へ直行。いろんな方がネパールの状況には胸を痛めています。

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↓バス停に立って募金を呼び掛けてくれた高校生もいました。「ネパール大地震の緊急募金にご協力ください。ユニセフです。」

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↓同級生が募金に立っていると、おこずかいの一部を募金しよう!という気持ちに。

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↑いいことした後の笑顔は一段と輝いて。

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↑午後2時からは、ステージでコンサートが始まりました。遠慮して、2階、3階に移動して募金を呼びかけ続けました。

朝の10時から午後3時まで、高校生と宮崎県ユニセフ協会のボランティアの皆さんで、募金を呼びかけました。10個の募金箱の重みがずっしり、疲れも吹き飛ぶほどでした。

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↑これはアポロの泉のコンサートの風景を上から撮ったものです。最近宮交シティに行ってないわという人、是非足を運んでください。ユニセフに協力的なお店です。

宮崎県防災の日に参加

5月24日(日)、イオンモール宮崎にて宮崎県主催の「防災の日」が催され、わが宮崎県ユニセフ協会も、パネル展示ということで参加しました。

2011年3月11日、東日本大震が起こったとき、ユニセフは日本の子どもたちの支援を決定しました。

私たちはあの時の記憶が風化しないよう、この防災の日に「東日本大震災報告写真展」のパネルを展示することにしています。

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イオンホールの会場ではステージに人気キャラクターが登場して、子どもたちとその引率者でいっぱいになりました。私たちのブースではいつものように「ユニセフクイズ」を用意して、多くの方に挑戦していただきました。しかし今年は震災から4年が過ぎて、幼い子どもたちには、生まれてもいない、生まれていたとしても、ほとんど記憶にないという人がいて、また新たな課題が見つかりました。

ユニセフクイズの子ども版が必要です。

大人の人は「ユニセフクイズ」を楽しんで挑戦してくださいました。クイズに挑戦することで、ユニセフのことや、東日本大震災のことを思い出してくださればいいと思いました。

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ステージには、宮崎犬も現れて、子どもたちは一緒に写真撮影をして、盛り上がっていました。

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今年は4月25日にネパールで大地震が起こり、大きな被害が出ています。6月6日には宮交シティで「ユニセフ、ネパール大地震緊急募金活動」をします。

何かしたいと考えていらっしゃる皆様は、宮交シティのアポロに泉においで下さい。一緒に募金を呼びかけましょう。11:00~15:00です。

ユニセフ出前授業 (ガールスカウト総会にて)

5月16日(土) ガールスカウトの総会で、時間をいただき、「ユニセフ出前学習会」をさせていただきました。

場所は県庁の近く、企業局の1階に「県電ホール」という立派なホールがあるのをご存知でしたか?

ゴールスカウトのリーダーのかた、役員、来賓の方々を前に、ユニセフの話をさせていただきました。

「パネルも展示していいですよ」と言ってくださいましたので、協会から「ポリオを克服したインド」というパネル20点をお借りして展示し、見ていただきました。

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ポリオ克服はインドの大きな課題でした。広大な国家のすべての子どもたちのもとに、ポリオの経口ワクチンを届けるため、インドは世界最大規模の予防接種キャンペーンを計画し、資金を調達したうえで、実行していきました。厳密なマネジメント体制と計画づくり、新たな解決策を求め続ける姿勢、そして何よりも、最後の一人にまで必ずワクチンを届けるという使命感に支えられた不断の努力がありました

すべての社会的に影響力のある人たちが、啓発活動に参加し、コミュニティの住民たちにワクチン接種を呼びかけました。そして、ついに、インドは2014年、ポリオ根絶という歴史的な偉業を成し遂げました。

このパネルは、今日一回限りではとてももったいなく、もっと多くの人に見ていただきたいと思いました。秋に予定されているJC主催の「みやざき国際フェスティバル」で再度展示してみたいと思います。

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若いボランティアの手伝い。

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実は昔の教師と教え子でした。

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教材は「ユニセフってなあに」というタイトルで、パワーポイントにまとめました。

第1部が、ユニセフの仕組みと世界の子どもたち。

第2部が、ユニセフの仕事

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ここで、カンボジアにスタディーツアーに行った時の体験を織り込んで、生徒の皆さんはとても熱心に聞いてくださいました。

第3部が、「ユニセフ手帳」を使って、実際に使われている支援ギフトの紹介と体験です。

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これは「プランピーナッツ」完全栄養補助食品です。これで多くの栄養失調の子どもたちの命が救われました。味は、バターピーナッツそのものです。

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これは「経口補水液」を作る粉末です。汚い水を飲まざるを得ない子どもたち、下痢を起こして脱水症状になります。そんな時ただの水ではなく、塩分と糖分が適当に混ぜられた「経口補水液」を飲むと回復が早いのです。コップに少しずつ入れて、会場の皆さんにも飲んでいただきました。ポカリスエットのようなものです。

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これはマラリアを防ぐ蚊帳です。昭和の日本では懐かしい「蚊帳」ですが、熱帯地方では「命を守る蚊帳」です。

これらの支援物資を実際に見ていただき、ユニセフの活動を具体的に感じていただきました。

子どもを対象にした学習会も楽しいですが、大人を相手の学習会は緊張しながらも、熱心に聞いてくださる姿が直に伝わってきて、また違った楽しさを経験させていただきました。

最後に、「知らないこともたくさん勉強させていただきました」と身に余るお礼の言葉をいただき、恐縮しました。

ガールスカウトの皆様、本当にありがとうございました。

 

 

ネパール大地震 緊急募金のお願い

ネパール大地震緊急募金

2015年4月25日、午前11時56分、ネパールの首都カトマンズを、マグニチュード7.8の地震が直撃。大型地震と、その後も断続的に続く余震は、8000人近くの死者を出し、広範囲にわたって建物が倒壊するなど、ネパールに多大な被害をもたらしています。っ人々のおよそ半分が18歳未満の子どものネパールでは、深刻な被害と子どもたちへの影響が心配されています。(2015年5月6日時点)

ユニセフは、緊急支援活動に必要な、今後3か月分の資金として、総額5035万ドル(約60億円)の支援を国際社会に呼びかけています。ネパール大地震の被害を受けた子供たちを支援するための「ネパール大地震緊急募金」のご寄付にご協力ください。

現地事務所より 日本の皆様へ

日本のみなさま。 ユニセフ・ネパール事務所代表の穂積智夫です。


ネパールは、4月25日に発生した大地震で、甚大な被害を受けました。被災した各地で電気や通信、交通網が遮断され、その全容はまだ明らかになっていませんが、かなりの範囲にのぼることが想定されます。
多くの子どもたちの平和な日常が一瞬のうちに奪われました。子どもたちの命を守るために、安全な飲み水やテント、衛生環境の確保などの支援が一刻を争う状況です。
多くの場所で安全な飲み水が確保できない状況の中、水を媒介にする病気が、子どもたちの最大の脅威です。被災された多くの方々は、今はとにかく、日差しや雨を避けることだけで精一杯の状況です。私たちは、今後、日を追うにつれ支援の必要性が拡大するとみています。
ネパールの子どもたちは、大地震が起こる前から、健康や栄養面で様々な困難に直面していました。災害への備えも十分ではない中で発生した大地震は、その困難をさらに増幅させました。
約170万人の子どもたちが、今、支援を必要しています。私がフィリピンでユニセフの代表をしていた一昨年の11月、超大型の台風がフィリピン中部を襲いました。未曽有の被害をもたらしましたが、日本をはじめ世界中から大変大きな支援が寄せられました。
お陰様で、私たちも、フィリピンの子どもたちに、多くの支援を届けることができました。
ユニセフ・ネパール事務所のスタッフ自身も被災者です。でも、地震発生以降、みんな不眠不休でがんばってくれています。ぜひ、日本のみなさまのお力添えをお願いいたします。

ユニセフ『ネパール大地震緊急募金』

 インターネット(クレジットカード)による募金
日本ユニセフ協会ホームページ:www.unicef.or.jp にて受付中

 郵便局(ゆうちょ銀行)募金口座への振込
振替口座:00190-5-31000
口座名義:公益財団法人 日本ユニセフ協会
*通信欄に「ネパール」・K1-450 と明記願います。
*送金手数料は免除 されます。
*期間:2015年4月27日(月)~ 2015年10月26日(月)
*コンビニATMや他行からの振込み手数料等については対象外となります。

 募金に関する一般お問い合わせ
フリーダイアル 0120-88-1052(平日9時~18時)

公益財団法人 日本ユニセフ協会への寄付金には、特定公益増進法人への寄付として、所得税、相続税、法人税の税制上の優遇措置があります。また一部の自治体では、個人住民税の寄付金控除の対象となります。

今年もお花見ができました。

4月2日。宮崎では桜の開花宣言が3月中に出ても、なかなか満開にならずく、今年は東京の桜に先を越されてしまいました。

それでも、1日に満開宣言が出ると、人々はそれ!とばかりに外に出て、桜の下に集まっていました。

宮崎県ユニセフ協会では、今年は事務所のすぐ近くの堤防で、お花見をしました。

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風が時折強く吹いて、桜の木の下にいると、花吹雪に包まれておとぎの国にいるような気分です。

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タイミングよく帰国していた尾台愛美運営委員が、着物で参加です。着物の着付けも自分でしました。

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今年はなぜか「スマホ」の話で盛り上がりました。ユニセフもイノベーションの活用を訴えています。イノベーションと途上国と子どもたちと。桜の花の下で、いい研修ができました。

みんなで輪っしょい!みやざき! 大盛況 LET’S GO ! MIYAZAKI! Ended In Great Success.

3月21日(土) 市民プラザにて  地域と市民活動の元気創出活性化事業「みんなで輪っしょい!みやざき!」が開催されました。ユニセフの活動と、宮崎にもユニセフの活動を支える人たちがいます!ということをお知らせするために、イベントに参加しました。

On March 21 Sat.  Miyazaki Association for UNICEF joined the local event “Let’s Go !  Miyazaki!” supported by Miyazaki City .  We had the display corner as below.  A lot of people came and payed attention to UNICEF .

昨年はちょっとさびしいイベントでしたが、今年は写真でご覧になってお分かりのように、とても賑やかで、ユニセフへのお客様も多く、大盛況でした。

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場所は、市民プラザの4階ギャラリー室です。パネルを3枚と、「ユニセフクイズ」を5種類(1枚に3問)準備しました。

We had prepared some UNICEF quizes about their activities.  Would you try them? (You’ll see the answers at the end of this page.)

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目の前にこんなおもちゃのレールが敷かれ、子供たちは夢中になって遊びます。

一緒に来られたお父さんやお母さん、おばあちゃんたちも、「ちょっとユニセフクイズでもして行こうかい」と、立ち寄ってくださいました。皆さんもちょっとだけ「ユニセフクイズ」に立ち寄られませんか?答えは最後に、お・し・え・ま・す。

Q1:ユニセフの本部は?  ①.大阪  ②.ニューヨーク  ③.モスクワ

Q1: Where is the head office of UNICEF?    A: ① Osaka  ②New York   ③Moscow

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Q2:現在の世界の人口が約73億人です。2050年には何人ぐらいになるでしょう?

Q2:What will the population of the world be in 2050?      A: ①5.5billion   ②8.3billion   ③9.3billion

という質問に対して、①.55億人 ②.83億人  ③.93億人  という選択肢があるのですが、何人かの若い方が、1番を選ばれました。「いえいえ、世界的には人口はもっとすごい勢いで増えるのです」というと、「そうなんだあ」と得心して帰られました。

Do you think the world population will increase or decrease?

クイズで満点を取った小学生に、「よく知ってるね!」と話しかけると、「学校に、ユニセフの人に来てもらって勉強しました。」ですって。あの小学校です。感激です。私たちの出前授業をきちんと聞いてくれてるんですね。

Surprised that a boy had had our “UNICEF lesson” at his school.  He answered well.  Well done!

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今回は、タイミングよく宮崎に帰省中の尾台愛美さんが、運営委員として手伝いに駆けつけてくださいました。お昼の差し入れを持って!若い人がいるだけで、元気が出ます。おかげ様でユニセフクイズは

持って行った数では足りず、コピーを追加しました。うれしい悲鳴です。

Q3:安全できれいな水を使えない人が世界中で ①7万人  ②700万人  ③7億人  (ヒント、現在の人口約7億3千万人です)

Q3:How many people cannot use or drink clean and safe water?       A: ①70 thousand   ②7 million   ③700million

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見てください、こんなににぎやかです。昨年とレイアウトをちょっと変えるだけで、こんなに変わるものかと、大変勉強になりました。

Q4:学校に行けない子どもたちは世界中で  ①5700万人  ②57万人  ③5700人

Q4: How many children in the world channot go to school?      A: ①57 million   ②570 thousand   ③5700

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参加された団体の中で、とても興味をひかれたのが「おもちゃ病院」さんです。ハンダごてでくっつけたり、ぬいぐるみを縫ってあげたり、さびてるところをきれいに落としたら電気が繋がったり、子供たちが一日中集まっていました。そして退職された年代の方たちを中心に、楽しそうにおもちゃの修理に取り組まれている姿がとても素敵でした。私もしたい!と思いました。

Q5:ユニセフは、生活のために働かなければならない子どもたちのために、どのような支援活動をしているのでしょう  ①働きながら勉強できる場所をつくる  ②親から話して寄宿舎のある学校へ通わせる  ③ユニセフの職員が各家庭で教える

Q5: How does UNICEF help children who have to work and cannot go to school?       A: ①UNICEF staffs prepare a schoo near the children’s working place   ②UNICEF staffs help children go to school with a dormitory  living away from their parents   ③UNICEF staffs visit the children’s house and teach them

ということで、地域の多くの方にユニセフのことを伝えることができました。来年は、もっと多くの皆さんに、ユニセフクイズを通してユニセフのことを知ってもらおうと思いました。

ユニセフクイズを考えてくださった方へ

答えanswers:Q1(②)  Q2(③)   Q3 (③)    Q4 (①)   Q5 (①)

赤江東中学校 発表会で最優秀賞!

3月8日、新装なった 宮崎大学330記念交流会館 にて 第3回「宮崎学生国際フォーラム」が開催されました。

参加団体は、4団体と少なかったのですが、われらが赤江東中学校の「ユニセフ出前授業」を受けたクラスのみんなは、堂々と 授業→カンボジアの少女との交流→授業→作品制作→学校文化発表会のバザー→ユニセフへ寄附→という流れを通して、「自分たちは遠い国の知らない誰かとつながっている」ことを 発表しました。

 

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「これはネパールの文字です。文字が読めなかったら、、、大変なことに。」

 

そして、審査の結果、高校生や大学生を押さえて、見事、最優秀賞!に輝いたのです。本当におめでとう!

担任の先生のご指導も素晴らしかったし、生徒たちがステージで堂々としていたのには、感動しました。この経験はきっと生徒たちの自信となって、世界が広がることを願っています。

 

ユニセフ出前授業 宮崎大学附属中学校E級

今年初めてのユニセフ出前授業は、3月6日(金)、宮崎大学教育文化学部附属中学校E級でありました。

ユニセフのことを学びながら、世界に目を向けられるといいですね。

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最初はなんといっても優れものの「ユニセフ手帳」から。世界地図は、ブルーに塗られた国と白いままの国とがあります。ブルーに塗られた国はユニセフの支援を受けている国と地域。地図を眺めていると、ほとんどの国がユニセフの支援を受けているように見えます。白い国は、アメリカとカナダ、ヨーロッパ、アジアでは日本と韓国だけ。あと、ロシアとオーストラリア、ニュージーランド。世界中大変なんだという感じがします。さてこれらの国々でユニセフはどんな活動をしているのでしょうか。今からDVD「ユニセフと地球のともだち」を見ます。DVDの中で、赤ちゃん体重計や、ワクチン保冷庫、栄養補助食品、戦後の日本の写真等が出てくるので、楽しみにしっかり見ててね。(実物を教室に展示して、前もって予告することができました。」

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DVDを見終わったら、「ユニセフ手帳」を手帳に折りたたみます。まるで手品のように、一枚の紙が手帳に変身します。この作業を生徒たちは楽しんでくれました。

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手帳が出来たら、1ページからユニセフの活動を勉強です。

1.保健 のページでは、マラリアを防ぐ蚊帳の紹介をして、蚊帳体験をしました。

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感想:「なんか、不思議な気持ちになる」  そうです。

2.栄養  のところでは、栄養失調の子どもたちに与える「プランピーナッツ」の紹介をしました。代表で小野先生に試食していただきました。「ピーナッツバターみたいです。」

午後の授業は小野先生元気一杯だったのではないでしょうか。

3. 水 ユニセフはきれいな水を飲んでもらうためにたくさんの井戸を掘っています。そしてそれと同時に、トイレも作り、それを修理する方法も覚えてもらいます。

汚い水を飲んで下痢をして 命を落とす子供がたくさんいます。下痢をしたときに、「経口補水療法」という治療をします。今日はみんなにその「経口補水液」を、ちょっとだけ飲んでもらいました。

感想:「まずくはない。」  これで命が助かる子どもがたくさんいるのです。

5. 保護 家の手伝いをしなくてはいけないので、学校に行けない。子どもなのに、重労働をさせられる、など、過酷な状況がまだまだたくさんありますが、

手帳の6ページに書いてあるように、 「皆さんからの暖かいご支援で、大きな成果をあげています。」という明るい面も忘れずに、これからもがんばりましょう。

いつも最後に生徒の皆さんに伝えることは、「今日学校で学んだことを、おうちに帰っておうちの人にお話ししてください。それが今あなたたちにできる一番大切なことです。」ということ。

授業が終わってから、クラスの皆さんからユニセフへの募金をいただきました。

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これは、みんなで野菜を育てて、学校祭で保護者の方に買っていただいた募金です。毎年、本当にありがとうございます。東京の「日本ユニセフ協会」からニューヨークのユニセフへ送られ、それから世界の支援を必要としている子供たちに届けられます。自分が世界とつながっていると感じられる瞬間です。

それでは、さようなら。

 

2015年度 理事・評議員会 開催さる

2月26日(木)、2015年度の「理事・評議員会」が、宮崎市民プラザ会議室にて開催され、すべての案件が承認されて終了しました。

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当日は雨模様、ご出席いただいた役員の皆様、本当にご苦労様でした。

この会をお借りして、10年間にわたり、ユニセフハンド・イン・ハンド募金活動に協力いただいた2つの団体様に、ユニセフから感謝状を差し上げることができました。

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日本ボーイスカウト宮崎第3団様へ。

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吉野保育園様へ。

何事も継続するということは大変で、素晴らしいことです。本当にありがとうございました。また今年も一緒に元気な子供たちの声が聞かれますように。

第1号議案から第5号議案まで審議が終わり、意見交換の時間には、多くの役員の方から貴重な提言を出して頂きました。わたくしたちは小さな団体で高齢化もしている団体ですので、皆さまのご協力と、具体的には皆様の団体とコラボして何かができればいいと、模索しているところです。

「その他」の項目で、先日の事務局長会議で研修してきたことをご報告させていただきました。

・東日本大震災の前の募金額になかなか戻らないけれど、地道に粘り強く活動を続けていく。特に「マンスリーサポート」は少しづつ伸びている。

・子どもの貧困や虐待問題に、「ユニセフならでは」の取り組みを図る。

・東日本大震災支援事業については、・心理社会ケア ・子どもの保護 ・子供にやさしい復興支援の3分野で事業を継続する。

・カード事業が終わり、今年度は「ユニセフ支援ギフト」の紹介をしていきたいと考えています。詳しくは「日本ユニセフ協会」のHPをご覧ください。(会の終了後、早速ワクチン支援を申し出ていただきました。)

・前 ユニセフ カザフスタン事務所代表の 久木田純氏の講演のまとめ

新興国での優先順位が変化している。

昔は、子供の死因は、病気・栄養不良だった。  → 今は 心と体の病、社会環境 (せっかく5歳の命が育ったのに、虐待や児童ポルノの被害にあったり、)

中南米、旧ソ、中東の国々が 高所得国へ → 2年後にユニセフが撤退することに

ユニセフができることがまだある。  子どもの権利を守る手立てを、ユニセフは持っている。それを生かしたい。

国や企業がお金を出せば、ユニセフ事務所を継続できる。

ユニセフの普遍的な使命:  子どもの権利を守る。 環境を守る。  ポリオ等の病気から守り、栄養を届ける。  貧富の差をなくす。

これらの問題に優先順位をつけて解決すべき問題は多い。

事務局長会議では、とにかくすさまじいほどの時代の進歩・変化を知らされました。必死に食いついて勉強しなくてはと思いました。

最後に会長から「広い視野を持った子どもたちを育てたいと思っている。出前授業はもっともいい形の活動だと思っている。今年もいろいろをご協力をお願いします。」